氷帝VS魔法使い
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
放つと、転がってFDに戻る。
「あいってててて………」
「幾ら魔法使いでも油断したな。俺の氷はどうあっても攻略出来ない!!」
「いやー、確かに言う通りかもな!」
ウィザードは立ち上がると、
『コネクト!プリィズ……』
『ドラゴタイム!』
魔道具『ドラゴタイマー』を右手に着けた。
「だが、それに勝る力を俺は持つ」
『セットアップ!スタート!!』
ウィザードは針をFDの色に合わせると、サムズアップエンカウンターを弾き叩く。そして、それを各々の色で叩く。
『ウォータードラゴン!』
『ハリケーンドラゴン!』
『ランドドラゴン!』
読み上げられた途端、各々が魔法陣から現れる。
「んなっ!?」
『ファイナルタイム!』
「そして、こうだ」
ハンドオーサーを操作し、ドラゴタイマーをかざす。
『オールドラゴン!プリィズ……』
途端、各々が宙に浮き、ウォータードラゴン、ハリケーンドラゴン、ランドドラゴンの順に魔力の竜となり、ウィザードFDに重なると、全ての竜の力が解放された姿ーーーーオールドラゴンへと変化した。
「これが………俺の最後の希望だ!!」
途端、ドラゴスカルから焔、ドラゴウイングから風が放たれ、強化された焔がセイを襲う。
セイはそれを避けると、すぐににウィザードODは反応し、ドラゴテイルを叩き付ける。
「グアッ!!」
「フィナーレだ!!」
そのままドラゴクローでセイを浮かせ、ドラゴテイルで空へ弾くと、地面に着地。
途端、足元に五つの魔法陣が展開し、それと共に宙を飛ぶ。
フレイム、ウォーター、ハリケーン、ランド、全ての竜が各々の魔法陣から現れ、セイに突撃をし、魔法陣を設置、そして。
「<オールドラゴンストライク>!!」
魔法陣の外側に出て、セイに向かってウィザードが蹴りを放つと、最後の魔法陣がセイに設置され、そのままセイは大気圏まで吹き飛ばされ………太陽の焔で焼き殺された。
「………セイ、お前にフィナーレは無い」
そう言うと、ウィザードはHDに戻ると急いでレイジの所へ飛翔した。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ