オシマイシマイの止まない雨
[後書き]
[9]本文
読んでくださり、ありがとうございます。作者の696です。
前作は赤城と加賀にケッコンを迫られるラブコメを書いたのですが、今作はそれと同時に書き進めていた話でした。
結局、ラブコメの方が見ていて楽しいかと思い、そちらを先に完成させましたが、こちらもせっかく書きかけたので完成させて公開しました。今読むと、推敲が甘いですね。
私は普段、ミステリのようなものばかり書いているので、そういう意味では普段の作風に一番近いと言えば近い作品でした。まる。
冒頭及び末尾は言うまでもなく、夢野久作「ドグラ・マグラ」からの引用です。未読の方は青空小説などで無料で読めるようなのでぜひ読んでみてください。
自分で書いておきながら懐疑的なのですが、実際、どうなんでしょうね。妹は妹の目線で姉のことを見ているので、精神が姉になった時に「記憶の中に姉がいた事実」はどう処理されるの?と思ったり、思わなかったり。まぁ、その辺は「姉ならこう思うはず」という想像が実際の自分に追いついてしまったのでしょう。
この小説に関しては飽くまで息抜き程度で軽く書いた感が強いのですが(イラストサイトでいう『落書き』みたいなものが小説には存在しないのって不思議ですよね)、地味に語ることがあるとすれば、「時雨が鏡を渡したから扶桑としての自分になった」わけではなく、山城が鏡を見た時点で「そんなに髪長くなってないじゃん」と思っているので、とっくに彼女は彼女ではなくなっていた、ということくらいでしょうか。
時雨にも諦められた彼女は、これからも『止まない雨』が降り続けるのでしょうね。
なんて、ちょっとそれっぽいことを言ったところでお開きです。
艦これの二次創作小説は、ツイッターのフォロワーの間で流行っていたというのと、普段書いている小説の息抜きとして書いていたという側面が強いのですが、こちらのサイトでは皆様が書かれている、いわゆる「SS形式」の方が本流のようですので、小説しか書けない古い人間は退散することにします。
もしかしたら、何食わぬ顔してまた投稿しているかもしれませんが、その時は「ああ、息抜きに来たんだなぁ」と暖かく見守ってくださいませ。
それでは、失礼します。
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