さんわ
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ドウセツ「そんないい加減な内容で勧めないで欲しいわ」
アスナ「ごめんね」
ドウセツ「話は戻るけど、明日のことで緊張して眠れなかったと言っていたわね?」
アスナ「う、うん」
ドウセツ「なら一生起きてればいいじゃない。24時間くらいどうってことないでしょ?」
アスナ「ドウセツ怒っている?さっきのことで?」
「不意打ちのボディーブレス」
ドウセツ「あと数時間で朝じゃない……来なければよかった」
それから数分経って、アスナから解放された私は即座に家に帰った。
アスナのせいで眠気は覚めてしまったものの、帰ったらすぐに寝よう。
そう思って家にたどり着き、何を思ってか、私はベッドにダイブするように寝ようとした時だった。
キリカ「ふぎゅっ!?」
ドウセツ「あ……」
睡眠中のキリカの存在を忘れてしまい、のしかかりのダメージを受けてしまい、うずくまってしまった。
ドウセツ「……ごめんなさい」
流石に私は彼女に謝った。
「改名」
キリカ「このスクランブルエッグ美味しかった」
ドウセツ「朝から騒がしいわよ」
キリカ「感想言っただけなのに……って、あれ?」
ふと窓外から見えるのは、見たことある顔だった。純白のマントに赤の紋章。ギルド血聖騎士団のユニフォームを着込み、装飾過多気味の金属鎧と大斧を装備した嫌味そうな眼鏡の青年。名前は確か……、
キリカ「ストロングス……」
ドウセツ「違うわ。彼が真っ白な姿になってから、『ああああ』よ」
キリカ「あれだけ精神攻撃したのに、勝手に解明させられている!?」
「ストロングス?」
ああああ「ドウセツ」
ああああ「おい!HNが、ああああになっているぞ!どうなってやがんだ!!」
ドウセツ「そっちの方がお似合いよ」
ああああ「ふざけるな――――!!」
キリカ「かわいそうだから、元に戻してやったらどう?」
「再機能、再停止」
ストロングス「ドウセツ」
ドウセツ「張り込みとかキモいわよ、ああああ」
ストロングス「ああああ言うな!! お、お前が裏切ったおかげで、アスナ副団長が悲しみ泥をつけた代償……今すぐここで払えとは言わない!」
ストロングス「昨日の精神攻撃を食らい続けた俺は、魂が抜けたように途方もなくさまよってしまった。そしてたどりついた先がここだった」
ドウセツ「なんか語り出したわね」
キリカ「そうだね」
ストロングス「今日お前を見て、恐怖となってしまった。見る度にあの精神攻撃の日を思い出してしまう。だから俺は、お前を倒してトラウマを克服する!!覚悟しろ!」
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