健康は最初の条件
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場では常に命がけで奪い合われるものだからだ・・・」
そういって額当てをはずし、拷問の痕を晒す
六班は見慣れたものだが、下忍のなかには怖気づく者もいる
唾を飲み込む音が響いた
「入口は突破した
中忍選抜第一の試験は終了だ
キミたちの健闘を祈る」
その瞬間窓ガラスを割って何者かが侵入する
身構える人々などお構いなしに高らかに彼女は宣言した
まったく・・・本当にあの人は??
「あんた達喜んでる場合じゃないわよ
私は第二試験官、みたらしアンコ!次行くわよ次ぃ!!
ついてらっしゃ「少しは忍べよ」い・・・・・・ね〜た〜み〜?」
しまった
そう思って口を防いだ時には既に遅く、周囲の視線が犯人がオレだということを指し示す
思わず考えていたツッコミがえらく響いてしまい誤魔化すに誤魔化せない
他の試験官たちが腹を抱えて笑いをこらえるなか、アンコさんはオレの元へ足早に近づいてきた
「いひゃいいひゃい(痛い痛い)」
頬を抓り上げられ、引きずられながら第44試験会場へと移動した
「ここが、死の森よ」
オレは頬を抓られ続けている
誰一人として助ける奴はいない
薄情者め
「いひゃい(痛い)」
「お黙り」
「あい」
「それじゃ第二の試験を始める前にあんたらにこの同意書を配っておくね!
・・・こっから先は死人もでるから、それについての同意をとっとかないとね
私の責任になっちゃうからさーv」
明るく酷いことを言う人だ
何人か引いてますよ
「責任問題になって説教されればいいのに?v」
シュロ、お前勇者だな
「はん!私に説教なんてきかな「シナイちゃんに頼みます」・・・やめてよ私あのテンション駄目なんだから・・・
まず第二試験の説明をするからこれにサインして、班ごとに後ろの小屋に行って提出してね
ここではサバイバルに挑んでもらうわ
なんでもありの?巻物争奪戦ね
ちょっとねたみ、服から巻物出して」
両手で頬を抓ったままなのでオレに探させようとする
え、あのこれ服を弄らなきゃ取れない・・・セクハラにならない?大丈夫?
促されるまま巻物を取り出す
「ひゃい・・・ほへ?(これ?)」
「うん、それ
この天の書と地の書、この二つをめぐって戦う
ここには84人、つまり28チームが存在する
その半分14チームには天、もう半分の14チームには地をそれぞれ1チーム一巻きずつ渡す
天地両方の書を持った1チーム三人が中央の塔にたどり着くことが合格条件」
ただし
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