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魔法科高校〜黒衣の人間主神〜
九校戦編〈上〉
一高女子入浴×二人で賊退治
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地下の大浴場である人工温泉は、現在一高一年女子の貸切状態となっていた。大浴場には、来賓がいると思ったがまだここに来ていないらしいので貸切状態となっていたけど。深夜達はまだ夜遅くのISによる模擬戦をしていたのか、予約時間になったら一真から一年女子が入りたいと言ってたのでまだ模擬戦闘をしていたからだ。大浴場はグループ風呂みたいなもんで、元々こういう風な運営をしているからだ。地下の人工温泉は大浴場と言えど、十人程度しか入れない大きさでこの温泉は演習や訓練後による筋肉痛や間接痛の治療目的にホテルの地下に流れるアルカリ性泉質の温泉。まあここは元々蒼い翼が温泉を掘ったら出てきた本物の温泉なので、軍関係者や蒼い翼繋がりのホテル従業員やお忍びで来るCBのクルーやメンバーたちが入りに来る施設の一つである。

「あれ?来賓の人はまだ来てないのですか?」

「今確認しましたところ、一真様が連絡をしたところ一高一年女子が入った後に入られるそうです」

「もしかしてお母さま達ですか?」

「その通りでございます、現在深夜様達は軽く運動をしているらしいのであなた達が入った後に入浴すると予約時間を先延ばししたのですよ」

ほのかが女性スタッフに聞いたら、まだ来賓客が入っていない事に気付いたのか聞いたらまだ入ってないらしい。俺が深夜達に言ったら予約を先延ばしして、23時から入るからお先にどうぞと言った感じである。深雪が聞いたらその通りだったらしいけど。大勢の観光客がレクリエーションなど想定していないので、身体を洗う場所はシャワーブースしかないと思われたが、ホテル向き水栓と桶に風呂用の椅子もある。そこは主に来賓や身内と入る時のみ使われるので、一高一年女子はシャワーブースを使っていたし、タオルのみというのも身内または家族や親族だったらいいのだが一生徒は湯着を着用しないといけない。急遽準備させたが、湯着のサイズは合っていた物ばかりだったので助かるといえば助かる。純白のミニ丈甚平で半ズボン無し状態なので、帯を使わないとミニ丈の浴衣で入浴には最適であるが水着よりも着心地がよかったのだった。

「わぁ・・・・・」

「な、なに?」

異性の目には恥ずかしくて曝せない格好だからなのか、ここにいるのは同性で女同士。気心の知れたチームメイトで、皆織斑一真には少し好意を持った女子達ばかりで温泉に入れたのも彼のお陰なのか、ますます好感度アップである。エイミィの漏らしたため息に、ほのかは男性に見られているような羞恥と警戒を感じた。男から見ても同じような視線で胸の谷間を見ていた。思わず胸元を握り合わせるようにして閉じるがもう遅いけど。

「ほのか、意外にスタイル良ぃ〜」

そう言いながら手をワキワキさせて寄って来るエイミィに、後退するほのか。が、浴槽の壁にぶつかったので逃げ場
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