第五十六話 別れ2
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っていた。
翡翠色の瞳から大粒の涙を流しながら息を殺しながら泣いていた。
普段の勇ましい彼女からは想像出来ないくらい痛々しい姿にエックス達は視線を逸らした。
ルイン「(お願い、アクセルを助けて…)」
ルインは祈るように瞳を閉じながら胸中で呟いた。
遠い世界。
白い光に埋め尽くされた世界にアクセルは佇んでいた。
彼は待っていた。
自分が慕ってやまない人を。
自分を拾い、育ててくれた…最初に名前を呼んでくれた人を。
人影がようやくアクセルを迎えにきた。
アクセル『レッド!!』
会いたいと願っていた願いは、最期に報われた。
レッドは笑いながらアクセルに手を伸ばし、アクセルはその手をしっかりと握り締めた。
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