第4話 残酷怪獣ガイガン
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元提督のウィリアム・ステンズ氏が何者かに狙撃され意識不明の重体になりました。警察は第一容疑者として、銃痕と近くにあったライフルの指紋からフォード・ブロディ少尉を指名手配にしております。』
フォードは座席を蹴り飛ばした。
「なんで、俺が容疑者にされなきゃいけないんだ!!!」
「わかんないけど、なんで狙撃されたのかしら?」
「わからない、なぜ警察や清掃員が殺しにきたんだ?」
フォードとヒオの頭は疑問ばかりだった。
彼は苛立ちながら車の前方をにらんだ。
「フォード、とりあえず私はほかの人たちにテレパシーで連絡を送るわ。お姉ちゃんにも助けを頼むから、安心していてね。」
フォードはヒオのほうを少しみつめると、気持ちが落ち着いていった。
息を荒くしながらも、呼吸を整えしだいに冷静になっていった。
フォードは少し、考えた。
こういう状況だからこそ、自分は冷静にならなくてはいけないのだ。
だが、フォードにはなぜこういう事が起きたのか理解できないでいた。
そのころ南太平洋。
巨大なエビラは暴れまわっていた。
巨大なハサミを使い、近くの船舶を襲うとエビラは中にいた人々を食い殺していった。
エビラの身長は100mほどあった。
すると、エビラの元に何かがきた。
150mある怪獣にみえた、エビラは怒りに震えながらガチガチとハサミを震わせた。
エビラはそれをさらにみつめた。
両腕は鋭いカマのようになり、先がとがっていた。
腹部にはノコギリのようなものが生えていた。
眼は赤くグラスのような形をしていて、光輝いていた。
機械的な姿をしていたが、肩の肌はかつてのゴジラのように岩肌をしていた。
二の腕にかけては機械でコーティングされていたのか、機械がみえた。
頭にはトサカのようなものがはえていた。
すくなくとも、肌と呼べるのは肩だけだった。
その様子を人工衛星がうつしていた。
ワシントンにある、昼間にフォードたちがやってきたビルではその様子をシンクレア議員が、上層部にある映像をみせていた。
モニター上にいる老人たちを相手にまるで、シンクレアはテレショッピングの司会者のようににこやかに告げた。
「では、これよりガイガンの実力をみせてみましょう。」
その怪獣はガイガンと呼ばれていた。
突然の来訪者にエビラは巨大なハサミをつかい、とびかかった。
だが、ガイガンがそれを避けると巨大なカマのような腕を使いエビラのハサミを切り裂いた。
ゲギャギャギャギャギャ・・・・ッ・・・・。
青い血を吹きだしながらエビラは海中に倒れた。
すると、さらに追撃を食らわせるかのようにガイガン
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