多くをするのは易しい
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確か大蛇丸の介入があるはずだったな
起爆札に毒塗りクナイ、麻痺毒を塗りつけた小刀を装備し、限界まで兵糧丸、増血丸を詰める
また血臭隠しの香料もポーチに入れておいた
中忍試験への合意書をもち、家の戸締りを終えて出発した
アカデミーの裏門には予め伝えておいたとおり六班が集合する
「現在午後2時・・・何事も早め早めに、ね」
「予定通り、忘れものもない、疲労回復の甘いものも完備」
「一次試験用に試験勉強もばっちり・・・だよなシュロ?」
「すいません全然勉強できませんごめんなさい」
土下座しながら泣き続けるシュロ
わかってる、お前が暗記もの嫌いなの知ってる
「それじゃ、301に行くか」
「幻術解除、忘れるなよ」
今さら原作介入しないとかするだとか関係ない
木の葉崩しがどうなるか分かったもんじゃないが・・・俺たちはやれることをやるだけだ
どうせ原作のこと忘れきった先生が介入するだろうしな!
幻術対策としてチャクラを乱しながらアカデミーに入ると誰とも出会わず301に着いた
・・・あぁ、いや、何事もなくてよかった・・・?
「・・・誰もいないって淋しいな」
「なんでこの世界の奴らって時間ギリギリで来るんだろうな」
「まさかの一番乗りか・・・どうする?」
301には誰一人、いや監視役の試験官がいたがその人も事前準備として来て居ただけであってすぐに去って行った
三人だけの空間に虚しく風が吹いた
開いた席に陣取り、荷物を置いて雑談して数分後、人の気配がした
「おいおい・・・たったの一組しかいねぇとは・・・待たなきゃいけねえのかよ・・・?」
「待たされるのが嫌なら後から来れば良かったわね」
「あ!コン!」
見たことのある変装姿
黒髪ポニーテールなデイダラと・・・サソリ本体だな、もうひとりは藍色のロングストレートの少女
・・・小南・・・?
とりあえずサソリはもっと変装しなさい、あとデイダラは一々オレに声かけない
変装の意味がないでしょ
「コンサンオシリアイデスカ?」
「やめてシュロ目が怖い!
なんでいるんだよダラー!」
事情を話せやワレェと低い声で囁かれる
そういやこの間デイダラと再会したことまだ話してなかったな
何故ここにいるんだろうか
「ふっ・・・何を隠そうオイラは雨隠れの芸術家兼下忍だったのだーッ!」
「チームメイトその1カイだ」
「チームメイトその2ミナミよ」
「あ、ご丁寧にどうも・・・」
深深とお辞儀であいさつされ面喰らう
なんだかこのノリの軽さ、デジャヴュ・・・
「
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