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戦国異伝
第百八十六話 国崩しその四
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うのだ。
「とにかく悪いものは感じぬのう」
「何故それで織田家と争うことになったのじゃ」
「わし等に戦を仕掛ける意味もないと思うが」
「それはどうしてじゃ」
「どういうことなのじゃ」
 全く以てわからないという顔でだ、織田家の足軽達は首を捻っていた。彼等にはどうしてもわからなかった。
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