第四章
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が何故か熱くなった。それまでなかったことだった。その夫が死んでから。それを感じだしたその時にまた娘が帰って来たのである。
「只今」
「お帰りなさい」
夏希だった。いいタイミングで帰って来たと言うべきか。しかし瞳はその心の中で感じたものをはっきりと覚えてしまったのだった。
それから彼が店に来る度にそれを感じてしまった。こう思うことも確かだった。
(年齢が)
彼はまだ高校生だ。しかし自分は。それを考えて心を止めようとする。しかしそれは止まらない。どうしても止められなくなっていた。
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