マクロスF
0816話
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予定なんだから、あたしにニヴルヘイムの指揮なんて無理よ無理。そもそもそんなのはプロに任せなさいよね」
「プロと言ってもな……」
取りあえず現状で機体が配備されているメンバーは駄目として、可能性があるのはエザリア、ロイドとセシル、フィリオといったところか? エザリアは一応SEED世界で指揮を執っていたこともあるから、ある意味で本命。ロイドとセシルは原作で一応アヴァロンで指揮を執っていたし、フィリオもまた一応OG外伝の原作でテスラ研が襲われた時に対応していた。
……こうしてみると、やっぱりエザリアがニヴルヘイムの指揮官に相応しいか?
「ともあれ、そっちの件については後回しでもいいんじゃない? 今、急に決めなきゃいけないって役職でも無いんだし」
シロガネの艦長を務めているマリューからの言葉に、何となくその場にいる皆が納得する。
その後はここ最近の出来事を話しながらカレーを食べ、食事が終わってゆったりとした時間を過ごす。
リビングでそれぞれが好きなことを過ごしている中、ふと数日前から考えていた件を口に出す。
「マクロス世界の件も大分片付いてきたし、そろそろ別の世界を調べてみようと思うんだが……どう思う?」
「いきなりね。……いえ、そうでもないかしら。確かにマクロス世界とは一段落したし」
ソファに座っている俺の隣で紅茶を飲みながら技術班から上がってきた書類を読んでいたレモンがそう口にし、少し離れた場所でネギま世界の音楽を調べていたシェリルが首を傾げる。
「別にそんなに急いで他の世界を調べなくてもいいと思うけど?」
「特に急いでる訳では無いわよ。いえ、寧ろマクロス世界に時間を掛け過ぎていると言ってもいいでしょうね。……まぁ、マクロス世界はこれまでの世界と色々違うから、ある意味ではしょうがないんだけど」
これまで俺と最も長く付き合ってきたレモンが経験からそう告げる。
その言葉に驚きの表情を浮かべるシェリルだが、実際には色々とあったからな。
ギアス世界にはそもそもシステムXNの実用化で転移したし、ネギま世界はブルーコスモスのテロで半ば強制的に、OGsの世界に戻ったのは技術を集める為。
……こうして考えてみると、何だかんだできちんと狙って転移した未知の世界はSEED世界だけなんだな。
何と言うか、色々とトラブル続きではある。
「異世界間貿易をするにしても、対象の世界が多い方がいいのは事実だしね。ただ、ちょっと心配な出来事は色々とあるけど……」
呟き、チラリと俺の方へと視線を向けてくるマリュー。
……何が言いたいのか、大体分かるだけに何とも言えない。
「確かにそうね。ギアス世界でコーネリア、SEED世界でマリュー、ネギま世界であやか達4人、OGs世界でスレイ、マクロス世
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