暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第31話「歓迎会」
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ふとした疑問>

「そういえば俺、男子寮があるってこと今日初めて知りましたよ」
「あれ、そうだったの織斑君」
「谷本さんたちは知ってたのか?」
「う、うん。前に本音ちゃんが話してくれてたからてっきり織斑君も知ってるのかと思ってた」
「マジか…なんで教えてくれなかったのほほんさん」

ブラコンティーチャーが下手に関わって染まって欲しくなかったから口止めしてたんです。

「てっきり先輩方も女子寮で暮らしてるとばかりに思ってました」
「だとしたら最低でもシャオあたりとバッタリ遭遇してるだろ」
「あ、そうですよね」

シャオが女子寮で生活してたら着せ替え人形よろしく状態になっていたであろうが…

「まぁもし、俺らが女子寮で住んでたらキョーヤ達の部屋から毎日―「「フンッ!!」」―ガハッ!!??」

綺麗なボディーブロー2撃がケインの溝へと決まった!!

「「「「ケ、ケイン先輩!?」」」」

「「ちょっと黙ってろ(黙ってなさい)ポチ」」

「ゴホッ…い、犬って言うな…」
「は? 違うし」
「安易にポチ=犬という発想概念はやめた方がいいわよケイン」
「いや、日本的にはポチ=犬、タマ=猫なんだろ?」

「「ぽんぽこリーちっちょリーナV世、略して“ポチ”」」

「誰!?」

「「昔、山で会った喋る狸」」

「狸かよ!? しかもV世!? ってかウソだろそれ」
「元気にしてるかな〜ポチ」
「許嫁の方と上手くやってるかしら?」
「許嫁!? 狸に許嫁!?」
「いや、最近ポチに好意を抱いている第三の狸が現れたって長老からメールがきた」
「なにその三角関係!? てかメール!? 長老も狸だよな!? 長老メールするの!?」

「「まぁ嘘だけど(ですけど)」」

「この似たもの夫婦がっ!!」

「「ありがとう」」

「褒めてなーい!!!」

「…といった感じに弄ってやるといい。喜ぶから」
「え、そ、そうなんですか?」
「おい、こらカズキ。突然現れて俺をドMや犬扱いしたりすんじゃね!! んでもって間に受けるなデュノア。ってそこの二人、ドン引きしない。地味に離れない。携帯握りしめちゃダメ〜〜!!」

駄犬(ケイン)イジリは今日も絶好調の様子。

「ざけんなーー!!!」

<紹介>
「さて、駄犬(ケイン)イジリも程ほどにして、いい機会だからここにいるメンバーの紹介するか」
「あ、俺もまだ知らない男の先輩とかいるのでよろしくお願いします」
「まず隣で茶飲んでる渋いやつが水瀬和輝。俺やケインの同期だ。護身術に長けていて、時々護身部の指導をしている」
「…よろしく」

「「「「よ、よろしくおねがいします」」」」

「んで、あっちでガツガツ飯食ってる漢らしい褐色のがダリル
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