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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
普通とは違う学校生活
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お前ら俺よりもランクが高いんだからそれくらい気づけよ。
「でも、ここだとスタート地点からかなり距離がある…
その間に戦闘を行うのは危険だね…」
「「………」」
無言。
確かに普通に考えればこの距離をいくのは
狙撃主の格好の的になるルートしかない。
しかもいくら武貞とは言っても 見つからず、尚且つ走り続けるのは無理だろう。
「…俺がやってやるよ」
「はぁ?無理に決まってんだろ!
この距離だぞ?絶対無理だ!」
「確かに俺もそう思う。
他にいい案がないか?」
「これが最善の策だ。
開始と同時にお前たちは遮蔽物へと身を隠せ。
そして開始から5分後に戦闘を開始していい」
「…赤志君はどうするんだい?」
「開始から5分以内にお前らの安全を確保してやる」
「!」「なっ!?」
5分。つまりスタート地点から2キロほどある距離を詰め、
尚且つレキを探し当て、此を撃退。
「それこそ無理だろ!」
「まて武藤!………出来るのか?本当に…?」
「あれだ。
武貞憲章一条だ。
安心しろ。方法は幾らでもある」
「……あああくそ!
言ったからには絶対やれよ!
何するか知らねぇが、信じてやるよ!
だけどな!もしできなかったら轢いた後に飯奢らせてやるからな!」
「ペナルティに死線が見えるんだが?」
「当たり前だ!良いな!約束だぞ!」
無駄に元気な武藤。
遠山、不知火を順に見ると、無言で頷き返してくる。
「悪いが約束はしない」
「なぁ!?」
「その代わり、誓ってやるよ。
誓いは、約束よりも硬いからな」
その日、明日に控えた作戦会議を終え、武藤、不知火は帰っていった。
後に残った遠山も「信じてるぞ」と言葉を残して寝室へと消えていった。
後に残った俺は久々に建てた誓いに気持ちが高ぶり、ワクワクする気持ちが嬉しかった。
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