暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校〜黒衣の人間主神〜
九校戦編〈上〉
懇親会というパーティー
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しているのは、すぐに気付いた事だし他のコンパニオンに負けてないくらいの美貌を持っていた。美月は一緒ではないから、もしかして裏方かなと思った。

「ハイ、エリカ。可愛い格好をしているじゃない、関係者とはこの事ね」

「そう言う事。ねっ、可愛いでしょ?一真君もこの格好似合うって言ってくれたしね」

まあ俺らの拠点D×Dにはメイドが働いているが、まさにこんな格好である。ま、こちらは仕事という任務で来ているからな。嫁もいるし、今回の任務は俺と深雪だけでやらせてもらう事だ。エリカが着ているのもメイド風な制服を着ていて、たまにフワリと広がったスカートを揺らしてみせたのだった。

「お兄様は一発で見抜きますからね、それにパーティーで呼ばれる時は私もエリカみたいな化粧もするわよ」

「深雪も化粧しているってのがバレバレなのか〜。でもこの制服コスプレだって言われるんだけど」

「それってコスプレなの?十分制服に見えるけど」

「あたしも一真君も違うと言っているけど、男子からしたらそう見えるらしいよ」

「男子から?それはレオか」

「アイツじゃその程度の事さえ言えないって。ミキよ、コスプレって口走ったのは。しっかりお仕置きしといてやったけど」

「ミキ?」

俺達の会話ではあったが深雪には知らないキーワードが出てきたので、深雪は疑問符を浮かべてからそう質問した。誰?と質問したら深雪は知らないからか、呟くと同時に走り出したのだった。トレイを持ったまま、ドリンクをこぼさずに走り去って行ったのでバランス感覚が余程優れているなと思った。

「恐らくだけど幹比古を呼びに行ったのだと思う、そういえば知らないんだったな。吉田幹比古で、定期試験の理論で第三位を取った同じクラスメイトだ」

「ああそれでエリカは呼びに行ったのですね、それと蒼太さんも飲んでますね」

「俺が命令した。沙紀も飲まないのか?パーティーにはドリンク持ってないと不自然に見えるからな」

そう言った後に空間から他の給仕から、ドリンクを取ってから沙紀に渡したのだった。沙紀もしょうがないな〜という顔をしながら、深雪と共に乾杯をしていたから俺と蒼太も一緒に乾杯をした。でも俺の飲み物だけノンアルコールからアルコールにしたのだった。これに関しては深雪達もしょうがないと思いながらだったけど精神年齢は大人だし、肉体年齢も同じだからな。

「エリカとは幼馴染らしい。深雪は幹比古に会った事ないから、紹介するつもりで連れてくるんじゃないのか?」

「それなら納得しますね。ですが、給仕服で初対面で会うのもどうかと」

俺も同感だなと思ったが、吉田家と千葉家については俺が一喝しといたんで問題ないだろう。エリカも幹比古もこれを見てこいと言われたと思うが、その前に零家当主として注
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