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ソードアート・オンライン《全能なる剣士》
第3話SAO編   第一層ボス攻略会議
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g「ちょっとまてや!!」?」
人の話を遮りやがる度胸のある奴がいたもんだ。イガグリ頭の礼儀知らずが階段を飛んだり跳ねたりしながらディアベルの横に落ち、いや、降りてきた。
「ワイは、キバオウちゅうもんや。この中にも居る筈やで4・5人みんなに詫び入れなあかん奴がなぁ。」
「キバオウさんそれってβテスターの人の事かい?」
「そうとしか考えられんやろうが。βあがりの野郎どもは広場にいた9000人程のニュービー達をほっぽって自分たちだけ、ぽんぽん強うなりおうておかしいと思わんか?」
「おい、」俺は我慢の限界だった。
「お前、キバオウとかいったな。俺は、βテスターじゃねぇからそんなの知らねーがさっきから聞いてればベラベラベラベラ五月蝿いんだよ!!」
俺が睨みつけながら言うと、キバオウは竦みあがった。だが、プライドがあったのか、すぐに
「あんさんは何者や何でβあがりどもの肩を持つんや」と、言い返して来た。
「俺は、シンだ。俺は、βだかαだかのやつらの肩を持ってるわけじゃねぇ・・」
一呼吸置いて
「・・・俺は、ただ自分のことを棚に上げて他人のせいにし、寄って集ってその他人をリンチしてるような奴が気に食わない、リンチしようとしてる奴なんて以ての他だがな」
その後、キバオウは黙って席に座り、何も問題なく第1層攻略会議は問題なく終わった。
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