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ハイスクールV×D ライド4
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……無理矢理にでも連れて行くって顔してるぞ」

 はっきり言って着いて行く義理は無いが元々想定の範囲内、予定通りだ。観念したと言う表情で着いて行くと言うように見せかける。

「ナンだよ、折角部長、リアス・グレモリー先輩が呼んでるって言うのに、その態度は無いだろう!?」

 四季の態度に噛み付いてきたのは木場との会話を聞いていた一誠だった。

「この学校の全員が全員先輩に憧れてるとか思うなよ。オレは例外の部類なんでな」

 心の中で『オレには詩乃が居るし』と呟きつつ、一誠の睨みつけてくるような視線を受け流しながら木場の先導に従って歩いていくと、一誠とアーシアの二人も後ろから着いてくる。

 そのまま一誠に敵意を向けられるまま、木場の先導に従って歩いた結果、辿り着いたのは四季の予想通り旧校舎……オカルト研究部の部室の前だった。詩乃には最悪の場合の逃走時の援護の為に狙撃ポイントについてもらっている。

「部長、連れてきました」

「入って良いわ」

(……平行世界の詩乃ってどう言う状況にあるんだ?)

 木場とリアスの会話の後に入って行く一同だが、ふと、彼女の神器の能力……平行世界の彼女の能力について考えてしまう。
 弓使いにスナイパーはまだ良いとして……彼女自身恥ずかしがって滅多に使わないが、弓使いのケットシーらしい猫耳姿については、そう言う世界も有るんだと無理矢理納得した。

(あー、でもあの姿は可愛かったな……普段の詩乃も良いけど青い髪も似合ってるな)

「ちょっと、聞いてるの!?」

「え? 何か言いました?」

 目の前で#マークを頭に貼り付けながら、テーブルを《バンッ!》と叩いていてたが、塔の四季は詩乃の事を考えていて何も聞いちゃいなかった。

「言ってたわよ! か・な・り、大事な事を!」

{すみません、どうでも良いんで聞き流しました}

「あ・な・た・ねぇ!!!」

 怒りに震えているリアスを、あらあらと言った表情で楽しげに長めている朱乃。

「もう前置きは良いわ! 単刀直入に聞くわよ、これは貴方ね!」

 そう言ってテーブルの上に叩き付ける様に置かれた写真に映っていたのは、愛用の白い仮面と白い剣……超兵装ブラスターブレードを持って駒王学園の制服を着た四季の姿が映っていた。

「そうですけど。まあ、昨日から散々付回しておいて『違います』なんて言われても納得しないでしょ?」

「そうね。祐斗の見た印象だけだったけど……無意識での動きが明らかに他の人は違うそうよ」

 深呼吸して心を落ち着かせながらリアスは言葉を返す。

「それで、態々呼び出して何のようなんでしょうかね?」

「ええ、五峰くん……貴方、私の眷属にならない?」

「……先輩達の性癖に
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