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ハイスクールD×D 雷帝への道程
私は何も見ていない
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き飛び、炎となって再生する。

「ローウェルはゼオンの親友でフェニックスなの。見ての通り、ダメージを食らっても炎になって再生出来るから強いんだけど、一定以上のダメージを与えるか、心を折れば倒せるわ」

『なんだ、今のは?風じゃない、訓練で見た衝撃波でもない』

『鬪気と魔力を混ぜ合わせた物だ。体外に放出するのが難しい鬪気を魔力でコーティングする事で放てるようにした物だ。ローフォウ・ディバウレン!!』

少し離れている状態で横薙ぎと同時に何か動物の腕の様な鬪気がローウェルさんを切り裂く。更にゼオンは飛びかかり、腕を振り下ろしながら再び鬪気を放つ。

『ガウフォウ・ディバウレン!!』

今度はトラの顔がローウェルさんを噛み砕く。それでも再生すると言う事は一定以上のダメージになっていないのだろう。

『ディオ・レドルク!!』

再生途中のローウェルさんをゼオンが蹴り飛ばして距離を作る。そして止めの一撃が放たれる。

『ゴライオウ・ディバウレン!!』

両手足に刃物が生えた大きなトラの形の鬪気がローウェルさんを巻き込んでフィールドを粉々に砕いていった。映像はそこで終了する。

「ゼオンはともかく、これでシュナイダーがどんな戦いをするか理解出来たかしら?」

「えっと、とりあえずは。基本は突撃で、魔法は補助が基本ですよね」

「そうなるわね。あとは、状況に合わせて角による切り払い、踏みつけ、蹴り上げを組み合わせる事になるわ。魔法による補助は基本的にゼオンが出す事が……今度のゲームだとどうなるか分からないわね。ゼオンが騎乗しているかどうかで大分変わるわね」

「あとで問い合わせましょうか?」

「そうね。確認しておかないと絶対痛い目を見るわ。ついでに詳細なルールも確認しておいて」

「聞ける限りの事を聞いておきますわ」

「祐斗、修行の方はどの程度進んでいるの?」

「この前、“海”に続いてようやく“地”が出来た所です。正直、この先の“空”をまともに習得出来るか分からないのが現状です。禁手化の方はフルに活動させて30体を30分が限界です」

「でも、ディオ・エムル・シュドルクを使われると無効化されますよね祐斗先輩」

「炎だからね。相性は最悪だよ。だから禁手化は使わない方向で行こうと考えてるし、神器よりも剣技に頼ると思ってる」

「禁手化?」

聞き慣れない言葉につい疑問が零れる。

「簡単に言えば神器の強化形態だよ。能力が強化されたり、全く別の能力を見せたりするんだ。ちなみに僕の神器は魔剣創造、あらゆる属性の魔剣を作り出す事が出来る神器で、禁手化すると炎精傭兵団って言う炎で出来た戦士達を産み出せる様になるんだ。まあ今回は出番はなさそうだけどね」

「ディオ・エムル・シュドル
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