暁 〜小説投稿サイト〜
ひねくれヒーロー
恐怖はつねに警告者
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になって・・・
 元から宗教系の奴だからオイラはそんなに気にしてなかったんだ、うん」


H、飛段のことだよな

ジャシン教を本格的に布教し始めたのか?


「周りの人が影響受けちゃったのか?」


湯呑を一気にあおると頭を抱えだした

それかなり熱いお茶だったんじゃ・・・


「そうなんだよ、古株のKと紅一点がもろに影響受けたんだ・・・
 Hとペア組んでる爺もおかしくなり始めたと思ったら、オイラの相棒まで変な事言いだして・・・
 月がどうとか、拷問だとか、存在理由とか良く分かんないことばっかで
 ついに紅一点とペア組んでたリーダーが耐えられなくなって会合に出なくなっちまったんだ」


月・・・あれか?マダラの月の眼計画の話か?

鬼鮫なら計画教えられてそうだけど・・・

でもそれなら飛段から話がこじれるっておかしいな


「リーダーさん、ストレス溜まってしんどいんだろう・・・
 なぁ一度ダラーとリーダーさんで飲み会でもしたらどうだ?
 お互い相棒がおかしくなったんだから愚痴の言い合いでもしたら楽になると思うよ?」


「うん・・・次に会ったら誘う
 はぁ・・・」


話が重すぎて雰囲気が悪い

何か話題を変えなくては・・・話題、話題・・・


「・・・あのさ、話変わるけどオレ、忍者になったんだ」

「え、うそ!?」


あんなに体が弱かったのにか!?と驚かれる

額当てを取り出して見せるとまじまじと見つめられた


「本当だよ」


「・・・そうか、忍者か・・・」


良かったなぁと笑いかけられ、こいつは本当に犯罪者なのかと疑った

・・・そういえば、原作でも後輩の面倒見良かったな


(もうじき、中忍試験の時期だったな、うん)


ん?デイダラが小声で何かを呟いたが上手く聞き取れなかった

何か言ったかと聞くとなんでもないと言われる

包まれた団子を持ち、そろそろ帰ると告げられた


「今度は一楽に行ってみるよ、うん
 忍者になったからって体が丈夫になるわけじゃないんだ、気をつけろよ」

「身に染みて分かってるよ
 ・・・ダラーも体には気をつけて
 あと、仲間関係がんばれ」

「お前人ごとだからって軽いぞ
 ま、リーダーと飲みにでも行くさ、うん」


そういって門の前まで送り、見えなくなるまで手を振り続けた

暁も、大変なんだなぁ・・・






















まさかあのコンが木の葉で忍者になっているとは思いもしなかった

それだけ体力がついたということか

以前より血色の良くなった顔色を思い浮かべ、自然と微
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