第三章
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それではでごわす」
「次はおいでごわすな」
「風呂入るでごわすな」
「勿論でごわす」
こう旦那に答えるのだった。
「その為にここにいるでごわすからな」
「では服を着て」
そうしてというのだ。
「火を観るでごわす」
「頼むでごわす」
夫婦はとりあえずいつもの生活に戻り今度はかよが風呂に入った、褌を締めた徳兵衛は服を着てそのうえで女房が入っている風呂の火を見るのだった。
一反木綿 完
2014・9・23
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