第一章
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「ったく、本当に男子校ってのはな」
「だから余計にやりたいって思うんだな」
「高等部に早く進学したいな」
「どうしてもっていうのならホモになったらどうだ?」
「尼さん以上にそういう趣味はないんだよ」
所謂同性愛はというのだ。
「それは御前もだろ」
「さぶって雑誌読んだことあるか?」
御門の今度の返答はかなりダイレクトだった。
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