認識の差異
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体?!ちょっと待て!悪魔とかいるのかよ!いや、確かに『PERSONA』『PERSONA2』にはでてきたけどさあ。ここは『PERSONA3』『PERSONA4』準拠の世界だろ。悪魔のあの字も出てこなかったぞ。いや、いないとも明言されてなかったし、単に主人公達が知らなかっただけかもしれないけどさあ!)
言葉少なに頷きながらも、透真の内心は荒れ狂っていた。
「ウラベ様、そんなに急がなくてもよろしいではありませんか。その子も色々困惑しているようですし、ここは一息いれたらどうでしょう?」
透真の内心の困惑を見て取ったのか、おっさんの傍に侍っていた金髪の美女がそう提案する。
「ふう、確かにな。そうだな、リャナンシー茶を入れてくれ」
「かしこまりました」
「…リャナンシー?」
「ああ、そういや自己紹介すらしていなかったな。俺は卜部、デビルサマナーをやっている。こっちは俺の仲魔だ」
「ウラベ様に仕える鬼女リャナンシーと申します。以後お見知りおきを」
優雅に一礼するアイルランドの妖精に、透真は隠しきれぬ驚愕と動揺と共に頷いたのだった。
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