暁 〜小説投稿サイト〜
ダークサイド
第四章
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
うのだ。
「それはないさ」
「金をせびらないで騙すだけだからな」
「余計にと言うか」
「ああ、あんたは悪いジゴロだよ」
 そうだというのだ。
「何も知らない相手を騙してそこから情報を聞き出すんだからな」
「国家機密は盗まないがね」
 聞き出すのだ、彼のやり方は。
「それも些細なことをね」
「そしてそこから推理してか」
「国家に貢献しているだけだ」
「今回のこともか」
「ロシア側はウクライナで何かをしている」
 このことは間違いないというのだ。
「それを掴んだからな」
「あんたのやり方で情報を収集してだな」
「それでも私は悪いジゴロか」
「私はそう思うな」
「あまりいい評価じゃないな」
「実際にいい評価はしていないさ」
 実際にと返す同僚だった。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ