第二章
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来た。
「私もそうだったのですが」
「君もか」
「はい、私も必死でしたが」
その必死さのことを言うのだった。
「彼女達もです」
「その必死さの理由が知りたかった」
「別に我々はセイレーン達を殺すつもりはなかった」
テーセウスも言う。
「取って食うこともな」
「はい、それは確かにですね」
「棲家の島も餌場も荒らすつもりもなかった」
「それは全く」
「そして縄張りからも去った」
セイレーン達のそこからもだ。
「あそこまでしつこく必死に追いすがる理由がなかった筈だ」
「それで何故あそこまでしつこかった」
また言うイアソンだった。
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