カントー編
ひと時の休息。仲間との再会
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』
僕らは湖に向かう。湖はひどく澄んでいて綺麗だった。滝もあり、虹がかかっている。
『ん?また会ったわね』
そこで再びユキと再開。ユキのそばには黄色の小さなポケモンがいた。
『ふふ。お客さんですね。私の名はユクシー。ユイルと呼んでくださいな』
そう名乗った、ユイルはとても知性がありそうだった。
『シゲルさんは鋭いですね。私は知性を司るポケモンなんですよ』
どうやら当たりだったらしい。
『そういえば、ナルは?』
『あそこの祠で寝てますよ』
湖の近くにはポツンと祠があった。どうやらあそこにナルがいるらしい。
『まあ、あの子、夜型だもんね』
『そうね』
「そういえば、エンジュは?」
『エンジュなら多分南の孤島にある虹の塔かと』
そう言ったのはいつの間にか現れていた綺麗な青いポケモン。
『スイ』
『ふふ。初めまして。私はスイクンのスイと申します。以後お見知り置きを』
『水の清掃は終わったの?』
『ええ。バッチリです』
『スイクンには水を綺麗にする力があるんですよ』
ユイルがそう説明した。僕は感心する。サトシは目を輝かせていた。
*
「ひゃっほーー!」
『アヤカ!危ないだろうが!』
「エンジューー、うちも遊びたい!」
『・・・・ダメ』
「なんでええええ!!」
私がそう言うと却下された。
『お前なあ・・・・やるべきことがあるだろ』
「・・・・・分かってるよ」
私がやるべきとこはポケモンを守ること。イッシュやホウエン、ジョウト、シンオウ、カロスでの悪の組織を倒すこと。
「負けられないことはよく分かってる。でもね、私だってたまには年相応になりたいのよ」
『それは分かる。でもな、それでアヤカを失うのは俺は嫌だな』
エンジュはそう言った。
「・・・・・ごめんね、エンジュ」
私はピタリとエンジュにくっつく。エンジュはとても暖かかった。私はだんだんと眠くなり、そのまま寝に入った。
*
『おいおい・・・・ここで寝るなよ・・・・』
俺はため息をつく。仕方なく、俺はアヤカの頭を撫でる。アヤカは気持ち良さそうに笑った。俺も知らずに笑みがこぼれる。
『夏奈、今回はちゃんとお前を守るから』
それは俺達アヤポケのーーナツポケの誓いなのだから。俺はアヤカを加えると背中に乗せる。落とさないように慎重に飛ばないとな。
『さて、みんなのところに送るか』
俺は静かに羽を羽ばたかせると空へ舞い上がった。
*
「綺麗だな・・・・」
「ピカ・・・・」
浜辺から見る夕焼けはとても綺麗だった。すると、遠くから何かがやって
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