カントー編
ひと時の休息。仲間との再会
[3/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
しょうか』
僕らはゼルの案内のもと、草原に向かった。
「うわあ・・・・気持ちいい・・・」
「ピカチュウ!!」
僕はあまりの気持ちよさに目を閉じる。すると、軽やかな足音が聞こえてきた。目を開けると黄緑色のポケモンがいた。
『ゼル、久しぶり』
『久しぶり、シオン。ハオンとテオンは?』
『二人ともアヤカのとこ。私も行きたかったな・・・・・』
そう言うとシオンはため息をついた。
『ぎゃああああああああ!!助けてええええええええ!!』
「何逃げてんのよ!!もとはと言えばあんたのせいでしょうが!!ティア、もうちょい速く!!」
「クウゥゥゥゥン!!」
僕らの上を何かが勢い良く通りすぎる。
『・・・・・何したの、パルキアは』
『さあ?・・・・にしても、ティアは速いわね』
『メガシンカしてるわね。絶対』
ゼルとシオンの間に微妙な空気が流れる。僕らは唖然だ。あんな速さを見れたのか?!
「すげえ・・・かなり速かったぞ」
「確かにね」
『お、ゼルじゃねえか!』
『久しいな』
『久しぶり、ハオン、テオン』
コバルトブルー色のポケモンと茶色のポケモン。
『さっき、すごい勢いで逃げてたけど何したの?』
『また、ちょいと空間いじり』
『・・・・自業自得ね』
どうやら、空間を勝手にいじったから怒ってるらしい。
『客人か。私はコバルオンのハオン』
『俺はテラキオンのテオン』
『私はビリジオンのシオン』
僕らは再び自己紹介をする。
『ねえ、氷山は行ってみた?』
『お前、懲りずに行くなあ・・・・』
『いいじゃない。女子同士話したいんだから』
氷山とはどんなところなのだろうか。
『あそこ、寒いでしょう』
『ファイがいれば平気よ』
『ファイは湯たんぽ替わりなのか』
シオンが笑ってそう言うと、テオンがツッコミを入れる。
『また、労いに行くか』
ハオンが小さく言った。
『じゃあ、火山に先に行きますか。まあ、外から呼べば平気よね。そういえば・・・・私じゃ無理ね。うーん・・・・カイルかしら』
僕らは一度、海に戻る。
『カイル、この子達、火山に連れて行ってあげて』
『了解。ほら、乗れよ』
僕らはカイルの背に乗る。
『また、後でね』
カイルは海を渡って、島に着いた。
『まったく・・・・ファイ!いるんだろ!!』
『ふぁい?呼んだー?』
火山からファイアーが出てくる。何この伝説オンパレード。
『シゲルとサトシだ。仲良くしてやってくれよ』
『んー。僕はファイアーのファイ。よろしくねー』
なんか、ふわふわして
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ