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なんかポケモンの世界に転生しちゃった?!
カントー編
ひと時の休息。仲間との再会
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しょうか』

僕らはゼルの案内のもと、草原に向かった。

「うわあ・・・・気持ちいい・・・」

「ピカチュウ!!」

僕はあまりの気持ちよさに目を閉じる。すると、軽やかな足音が聞こえてきた。目を開けると黄緑色のポケモンがいた。

『ゼル、久しぶり』

『久しぶり、シオン。ハオンとテオンは?』

『二人ともアヤカのとこ。私も行きたかったな・・・・・』

そう言うとシオンはため息をついた。

『ぎゃああああああああ!!助けてええええええええ!!』

「何逃げてんのよ!!もとはと言えばあんたのせいでしょうが!!ティア、もうちょい速く!!」

「クウゥゥゥゥン!!」

僕らの上を何かが勢い良く通りすぎる。

『・・・・・何したの、パルキアは』

『さあ?・・・・にしても、ティアは速いわね』

『メガシンカしてるわね。絶対』

ゼルとシオンの間に微妙な空気が流れる。僕らは唖然だ。あんな速さを見れたのか?!

「すげえ・・・かなり速かったぞ」

「確かにね」

『お、ゼルじゃねえか!』

『久しいな』

『久しぶり、ハオン、テオン』

コバルトブルー色のポケモンと茶色のポケモン。

『さっき、すごい勢いで逃げてたけど何したの?』

『また、ちょいと空間いじり』

『・・・・自業自得ね』

どうやら、空間を勝手にいじったから怒ってるらしい。

『客人か。私はコバルオンのハオン』

『俺はテラキオンのテオン』

『私はビリジオンのシオン』

僕らは再び自己紹介をする。

『ねえ、氷山は行ってみた?』

『お前、懲りずに行くなあ・・・・』

『いいじゃない。女子同士話したいんだから』

氷山とはどんなところなのだろうか。

『あそこ、寒いでしょう』

『ファイがいれば平気よ』

『ファイは湯たんぽ替わりなのか』

シオンが笑ってそう言うと、テオンがツッコミを入れる。

『また、労いに行くか』

ハオンが小さく言った。

『じゃあ、火山に先に行きますか。まあ、外から呼べば平気よね。そういえば・・・・私じゃ無理ね。うーん・・・・カイルかしら』

僕らは一度、海に戻る。

『カイル、この子達、火山に連れて行ってあげて』

『了解。ほら、乗れよ』

僕らはカイルの背に乗る。

『また、後でね』

カイルは海を渡って、島に着いた。

『まったく・・・・ファイ!いるんだろ!!』

『ふぁい?呼んだー?』

火山からファイアーが出てくる。何この伝説オンパレード。

『シゲルとサトシだ。仲良くしてやってくれよ』

『んー。僕はファイアーのファイ。よろしくねー』

なんか、ふわふわして
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