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大陸の妖精
絶対氷結
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てんだ!!!」


その一言を聞いたアルトは胸倉を掴むグレイの腕を掴み、睨みつけた



アルト「死ぬことが決着だってのか あ? 逃げんのもいい加減にしろよテメェ」


グレイ「・・・!!」


アルトの一言に絶句するグレイ



すると突然、遺跡全体が再び大きく揺れ始めた



アルト「!!」


リオン「な・・・何だ!?」


揺れは次第に治まり、傾いていた遺跡が元に戻ってしまっていた



アルト「嘘だろ・・・傾いてた遺跡が・・・元に戻っちまった・・・!?」


ナツ「くそっ!どーなってんだ!!?」


グレイ「こ・・・これじゃ月の光がまたデリオラに・・・」


ザルティ「お取り込み中失礼」


遺跡に開いた穴から先程の仮面の男が出てきた



ザルティ「ほっほっほ、そろそろ夕日が出ますので・・・元に戻させてもらいましたぞ」


リオン「ザルティ、お前だったのか」


グレイ「な、何者だコイツ」


ナツ「女の香水のニオイがするぞ!」



アルト「そんな事よりお前・・・どうやって遺跡を元に戻した!!?」


ザルティ「ほっほっほ」


アルトの問いを無視し、ひたすら笑っているザルティ



アルト「どうやって戻したーっっ!!!!」クワッ


ザルティ「さて・・・月の雫の儀式を始めに行きますかな」


アルト「・・・シカト」カチーン


アルトが怒りに身体を震わせる



アルト「上等じゃねーかあのクソ仮面野郎ッ!!待てコラァー!!!」


ザルティ「ほっほっほ」


怒るアルトがザルティを追いかける



ナツ「アルト!!」


アルト「俺はあの仮面野郎をぶっ飛ばす!!お前は遺跡の頂上に先回りしてろ!!」


ナツ「おっしゃー!燃えてきたぁー!!」



アルト「グレイ、こっちはお前に任せる!!絶対に死ぬんじゃねえぞ!!!」


グレイ「」コクン


アルトの言葉にグレイは静かにうなずく



アルト「それに、負けたままじゃ名折れだろ?」


ナツ「・・・言っとくけどオメーのじゃねえぞ、グレイ」


グレイ「わかってる」




「「「フェアリーテイルのだ!!!!」」」




三人同時に台詞を言い終えるとアルトはザルティを追いかけ、ナツは遺跡の頂上に向かって走って行った





リオン「やれやれ・・・騒がしい奴等だ」


自分の血を拭いながらリオンは言う



グレイ「おまえ・・・さっきオレが絶対氷結(アイスドシェル)を使おうとした時、アルトが止めるのを計算にいれてや
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