絶対氷結
[1/3]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
リオン「その構え・・・絶対氷結!!!?」
アルト「アイスドシェル・・・って、まさか・・・」
「絶対氷結」という言葉を聞いた瞬間、アルトは今までの言葉を思い出した
「ウルはこの悪魔にアイスドシェルっつー魔法をかけた」
「ウルが命をかけて封じてくれた悪魔だ・・・」
「お前がデリオラなんかに挑んだからウルは死んだんだぞ!!」
今までの言葉から察するに、絶対氷結は命を失う魔法だということが分かっていた
アルト「グレイ・・・まさかお前・・・」
グレイ「止めんなよ、アルト・・・」
アルト「っ・・・!!」
リオン「き・・・貴様・・・血迷ったか!!?」
グレイ「今すぐ島の人の姿を元に戻せ、そして仲間をつれて出ていけ・・・これはお前に与える最後のチャンスだ」
グレイの言葉を聞いたリオンが微かに笑った
リオン「なるほど、その魔法は脅しか・・・くだらん」
笑みを浮かべるリオンの一言を聞いた瞬間、グレイは魔力を一気に放出する
リオン「ぐっ・・・!!」
アルト「!!」
ナツ「ぬおおっ!!」
グレイ「本気だ」
あまりの魔力にグレイの周りにいる全ての人間が吹き飛ばされた
グレイ「この先何年経とうが・・・オレのせいでウルが死んだという事実は変わらねえ、どこかで責任をとらなきゃいけなかったんだ」
アルト「責任・・・だと・・・!?」ギリッ
グレイ「それをここにした、死ぬ覚悟は出来ている」
リオン「本気・・・なのか・・・!!?」
魔力を放出するグレイの体が白く染まり始めた
グレイ「答えろリオン!!!共に死ぬか、生きるかだ!!!」
グレイがリオンに向かって叫ぶ
リオン「・・・」ニヤッ
しかしリオンは笑いながら言った
リオン「やれよ、お前に死ぬ勇気はない」
グレイ「・・・残念だ」
アルト「・・・・・」
グレイ「これで全て終わりだ!!!アイスド・・―――」
覚悟を決めたグレイがリオンに向かって魔法放とうとした時
アルト「バカヤロォ!!!」ゴンッ
グレイ「!!!」
アルトがグレイを思い切り殴る
グレイ「アルト・・・」
アルト「やっぱコイツ俺が倒すわ」
グレイ「なっ・・・ふざけんな!!」
立ちあがったグレイはアルトの胸倉を掴んだ
グレイ「あいつとの決着はオレがつけなきゃならねえんだよ!!死ぬ覚悟だってでき
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ