目を閉じよ
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を再不斬に渡した
「・・・お供えとかは、気が向いたらやってくれ
墓も、作る作らないは自由だ」
「・・・スマンな・・・」
それから長い間、2人は黙って遺骨を眺めていた
声をかけることも出来ずに、ただ自分の役目を果たすことしかできない自分が、ひどく腹立たしかった
2週間後
後にナルト大橋と呼ばれることとなる橋の完成を祝い、ささやかながら宴会があった
主役はナルトたち第7班、オレたち6班はシュロとイカリのみの参加として場を離れた
暗殺なんて汚れ仕事をした奴が祝い事に参加するのは気が引けた
修行場近くの森に作った白の墓に行くと、先客がいた
再不斬だ
大刀首切り包丁を墓につき差し、旅装に大荷物を抱えている
「置いて行くのか?」
「・・・少し、離れてみるのも良いかと思ってな」
欲しけりゃ持っていけと言われた、いらねぇよ
「・・・依頼しても良いか?」
「高いぞ」
「・・・三忍の自来也を探して、この手紙を渡してほしい
報酬は・・・干柿鬼鮫の情報とかどうよ」
「お前、本当に下忍か?まぁいい、受けてやる」
どういう意味だ
手紙を受け取り懐に直した
「自来也にあったらパルコの器のコンに頼まれたと言えば良いよ
あぁ、鬼鮫は今暁にいるから」
「・・・仕事が終わってから言うものだぞ」
「そうだよな
暁についての情報は自来也がより詳しく調べてるから」
「そうか、なら詳しく聞いてみるか
・・・金は、いらねぇ
葬儀代の代わりみたいなもんだ、世話になったな」
「・・・こちらこそ、同期がお世話になりました」
「ふん・・・
お前、気配の消し方上手かったぞ・・・向いてるかもな」
何にだ
問いただす前に彼はもう行ってしまった
墓に手を合わせる
なんだかよく分からないことが多かったけれど、いろいろ考え方が変わった気がする
何故白が神殿時代のことを知っていたのか
白が言いたかったことは何なのか
いつか全部分かりますようにと、神に祈った
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波の国編・完
中忍試験編は数話挟んでから進みます
白が可愛いというのはよく聞きますが、再不斬が可愛いと思うのは私だけだろうか
ここ数年誰にも賛同されたことがないです
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