暁 〜小説投稿サイト〜
SAO:孤独の剣聖
十六話
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かと少し不安になったが

 「任されました」

 というアスナの声を聞き全員がキリトをにやにやとするのをみて

 (いまそんなこと考えても仕方ないか)

 と割り切る

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 道中嫌な予感がしながらもボス部屋の付近までつくと

 「ああぁぁぁあぁぁ…」

 間違いなく悲鳴をきいた、それもプレイヤーの

 同時に駈け出すが敏捷力の高い俺とキリトとアスナはクラインたちを引き離しボス部屋へと入る

 みると軍の連中がボスと戦っていた…いや、どちらかというとこれは戦っていたとは言えないほどに状況は悲惨だった

 「クリスタルを早く使え!」

 「だ…だめだ。クリスタルが使えない!」

 その言葉に俺たちは絶句する

 (転移無効化空間!?)

 最悪の戦場だと全員が感じていると

 「戦え!戦うんだ!全員突撃!」

 コーバッツが叫ぶ

 「やめろ!」

 キリトが叫ぶが聞こえておらず突撃していく

 ボスは雄叫びをあげ軍のうちの一人をすくい上げた

 コーバッツだ

 やつは最後に有り得ないといって飛散していった

 アスナがなにやら呟く

 「だめーッ!!」

 そして駆け出すそれを見た全員が抜剣し追いかける

 ボスは今までのやつらは一線を越える速さで攻撃をするのを身を以て経験した
 
 一度目の攻撃はアスナとキリトは若干のダメージを負いながらもなんとか全員無事だ

 「キリト!迷ってる時間はねぇぞ!!」

 流石にこの状況はまずく出し惜しみをしている場合ではないと感じた俺はキリトに叫ぶ。キリトもわかっているようで頷きだけで返す

 「時間は俺が稼いでやる!全身下がれ!!」

 前にいるやつら全員と入れ替わるように突っ込む

 (25層のときの時間稼ぎと比べればたかが数十秒…できないはずがない!)

 体を捻り、反らしボスの攻撃を避ける

 (それだけじゃあ駄目だろ!)

 自分に喝を入れリスクを上げる

 「おおッ!」

 躱す精度は落ちるが俺は攻撃を仕掛ける。ボスに2,3発入れたところで

 「いいぞ!!」

 と聞こえるあれの準備ができたのだろうあとは代わるだけ…だが

 (一撃だけなら直撃も構わない!!)

 そう判断した俺はそのまま10連撃ソードスキル・ノヴァ・アセンションそして6連撃ソードスキル・ファントム・レイブを続けざまに放つそのすべてを命中させボスのHPを大幅に減少させるが…

 ドン!!

 その後の硬直中ボスの直撃を受け俺は壁際まで吹っ飛ばされる

 「ジン!!」
 「ジン君!!」


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