男子校の恋愛事情⑤
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前回のあらすじ
友人である旭鳴拓真に告白された
主人公、月宮紘
初めは急な告白に戸惑うものも、段々と旭鳴に惹かれていく
この恋の結末は一体どうなるのやら…
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今日はなんだかボーっとする、てゆーか最近ずっとこんな感じだ
「なんだかなー」
月宮は伸びをしながら呟いた
「どーしたんだ、ツッキー」
そこに、俺の友人である大蔵茜が話しかけてきた
俺のことを唯一『ツッキー』などと、おかしな名前で呼ぶ
全く、やめてほしいわ
「何か困り事か?俺に話してみ」
「お前にはぜってー言わねー」
「んだよ、ツッキー連れないな…」
と言って、俺の肩に腕を伸ばす
グイっと引き寄せ耳元で
「言えよ、ツッキー」
普段よりも低い声で、そう言った
「ぬあっ!!///」俺は耳が弱い
「ぶあっは!!wwやっぱ、よえーな」
「知ってんなら、やんな!!」
「ふはは!…んでも、マジで心配してんだよ?」本当に心配しているようだ
「ん…ありがとな、でも大丈夫だから」
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同時刻、図書室
旭鳴目線
「はぁー…」
こちらは、こちらで深い溜息
月宮に告白して一週間たったものの、なんだかいつもどうりすぎる
なんだかつまらない
そんな事を考えながら教室に帰ると
「!……」
月宮の肩を引き寄せ大蔵の姿があった
そして、耳元に唇を近づけた
「っ!!……」
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その日の放課後
「月宮」
「なに!?」
旭鳴をかなり意識していたため、声が裏返ってしまった
「今から俺んち来て」
「え」
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続く
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