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Sword Art Online 月に閃く魔剣士の刃
3 閃く刃
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「いや、相変わらずさ。最近はマシだけど今でも時々ビーターっていわれるよ。」
少し声を暗くして返してきた。
「ビーターなぁ・・・どっちかというとチーティッシュってのがお似合いだよな、お前」
「チーティッシュって・・・流石にそれは身に余るよ」
と苦笑していた。
ちなみにチーティッシュとはチート並みという意味。簡単に言うとPSがチート並みに高いプレイヤーへの賞賛の意味で、ゲーマーに対する最高レベルの褒め言葉という事だ。
普通だとFPS等PS重視のゲームで使われる言葉だがステータスと同じくらいに個々の実力が問われるSAOにおいてはニュアンス的にも通じるため、俺はよく使っている。
そんな事を話していると新着メッセージ欄に通知がきた。メッセージによるともう情報はほぼ出揃っていたらしい。
・ボスは恐らくサハギン系の親玉で長槍を装備している。
・取り巻きに多数のサハギンが湧くかもしれない。
・HPが半分以下になると長槍を捨てて攻撃パターンが変わり特殊技も使ってくる。
この三つくらいだそうだ。
それとは別にもう攻略部隊を編成、出発しているためマップデータが欲しいらしい。多分俺らが行っている間に攻略会議でも開いていたのだろう。
了解の意思とともにマップデータを添付して返信した。
この情報をキリトにも伝え、危なくなったら転移結晶で離脱する事、アスナ達攻略部隊が出発しており早ければ15分くらいで到着する事を打ち合せした。
「どうする?待ってるか?」
俺が聞くと、
「俺はどっちでもいいけど、お前はどうしたい?」
キリトも質問で返してきた。俺は少し考え込むと、
「・・・行くか。」
流石に15分も待ちきれない。
「ああ、わかった。気をつけろよ、シュン。」
苦笑まじりにキリトが答えると扉を押し開き、二人は中へと入っていった...。
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