ある真実を教える
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いものを見る目でオレを見るな
シュロもイカリもなんで教えてないんだよってハンドサインを送ってこないでくれ
先生ズもじろじろ見ない
視線に耐えきれなくなって体調が優れないと言って寝間に入る
・・・鏡を見て、自分を見る
大体、6歳ぐらいからかな・・・成長しなくなったの・・・
布団にもぐりこんで目をつむると、いつのまにか深い眠りに落ちていた
朝起きると、先生たちしかいなかった
シュロとイカリは先生の指示で波の国を走り回っているらしい
ナルト達は修行、サクラはタヅナ氏の護衛だそうだ
先生の指示は仕込みを待て、とのことなのでナルトの元へ行くことにした
ナルトは夜から修行に出て帰ってきていないらしい
修行場である森へ行くと、ナルト以外に1人の・・・美、少年?がいた
これで男なんだぜ、うそだといってよバーニィ・・・
「あ、コン!」
「おはようございます」「あ、どうも」
あまりの美少女っぷりに見惚れてしまう、危ない危ない
「貴方も、忍者なんですか?」
「あぁ、ナルトとは同期なんだ」
「?・・・すいません、貴方はナルト君より、年上、ですよね?」
・・・まさか、一目で見抜かれた?いや、当たってるから嬉しいんだけれども・・・
「体が弱くてな、入学が遅れてこうなんだよ」
「そうだったんですか・・・
今ですね、ナルト君に大切な人がいるかお聞きしていたんです」
貴方にもいますかと問われた
・・・あぁ、あの大切な人云々・・・ナルトの心に刻み込まれたあの会話か
ナルトには悪いけれど・・・オレは、共感できない
前世の時は素直に感心したものだけれど、今のオレには無理だ
「生まれてこのかた、大切なものなんかなかった・・・いや大切なものなんていらない
そんなものに縛られた生き方をしたくない
これからもそんな存在は、必要ない」
大切、そう聞いて思い浮かぶものが何一つなかった
助けてくれた自来也の顔も、同じ転生者であるシュロやイカリ、先生の顔さえも何一つ想い浮かばなかった
「人は・・・大切な何かを守りたいと思ったときに、本当に強くなれるものなんです」
「うん・・・」
ナルトが白に共感して、オレの顔色を伺いながら頷いた
いや、お前はそれで良いんだよ、ただオレはそういうのはいらないだけだから
「本当は貴方は知っているんじゃないですか、自分を大切にしてくれた人を」
自来也の大切は木の葉、シュロやイカリはお互いが大切、先生は知らない
誰もオレを大切だと言う人はいなかった
「そんな奴
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