ある真実を教える
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より水のほうが流れが掴みやすくてやり易いな」
あくまでオレなりのやり方でいえば・・・だけど
「「流れ?」」
話にはいれず木登りを続けていたナルトが混ざる
「・・・ほら、チャクラって体をぐるぐる廻ってるもんだろ?いわば血みたいな
水も元々流れているものだから、その流れに自分の流れを合わせる、って感じかな」
流れに逆らわず、一体化するといえば見栄はいいな
気配の消し方に通じる考え方だとエロ仙人に言われたものだ
約一年ほど前の話だというのに懐かしい
今も覗きしてんかと考えると無性に怒りが湧いてきた
「流れに合わせる・・・か」
こんな感覚的な話で納得したようで、早速木登りを始めるサスケ
先程より随分長く登っているようだ
「・・・木登り出来ても、長い間できないんだよなオレ・・・」
体力的な問題はこれからの鍛錬でどうにかするしかないな
タヅナ氏の家に戻り、食事の支度をしているツナミさんの手伝いを申し出る
他愛ない会話をしながら準備を整え、食卓を飾る
「コン君はいつも料理するの?」
「ナルトと同居してましてね、料理担当はオレなんです
料理の腕ならイカリのほうが美味いですよ」
血霧時代の配給食が不味くて自炊しなきゃヤバイレベルだったらしいからな
「そうなんだ、一度食べさせてもらおうかしら」
「イカリよりシュロが喜びますね、あ、サスケも喜ぶかな」
「あらあら?もしかして三角関係・・・?」
実に楽しそうですなご婦人
一児の母でもこういう話は好きなんだな
ナルト達が帰ってきたので、全員そろっての夕食
オレは自分でおかゆ作ってあります
「・・・体悪いの?」
イナリに話しかけられる
多分、こいつオレのこと同年代だと思ってるんじゃなかろうか
「生まれつきだ
医者からは30まで生きれるかどうかって言われてるがな」
「・・・怖くないの?」
怖い、か
パルコより怖いものなんてなかったからな
「怖いって言うよりも時間が足りないのが惜しいな
やりたいこともやれない、だから今出来ることをしなきゃ
あと10年ぐらいしかないしな」
皆が固まった
どうやらオレの年齢を計算し始めたらしい
「・・・ん?」
イナリが首をかしげている
「・・・・・・・これでもオレもうすぐ19歳なんだよ」
「うそだ!!」
・・・うそじゃないよ本当だよ?
「ま、こんな体だから安定するまで学校とか行けなかったし
忍者の修行とか全然だったからな
年下と混ざって勉強するのも楽しいもんだよ」
だから同期一同、そんな有り得な
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