マクロスF
0812話
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しい話ではないというのは笑い話にしか聞こえない。
「その顔を見れば、どうやら一矢報いることには成功したようだな」
「ああ、そうだな。確かにあの攻撃は脱帽だ」
コーネリアの言葉に頷く。
事実、これだけの連携を見せられれば、そう告げるしか無い。
勿論着弾の時間をコンマ数秒単位で合わせられるような真似が誰とでも出来る筈が無い。いや、むしろ共に暮らし、共に実働班として訓練を重ねてきたからこそだろう。
それと自分で言うのもなんだが、俺の恋人という事で高い一体感があったというのもある筈だ。
ともあれ、それだけの高い訓練を積み重ねてきたからこそ、咄嗟にあれだけの連携を行う事が出来たのだろう。
「ふふん、そうか。ならご褒美を貰わなければな」
「ご褒美か。そうだな、何がいい?」
確かにこれだけの事を成し遂げたのだから、何らかの見返りがあってしかるべき。
そんな風に思って口にした問いかけだったが、何故かそれを横で聞いていたオウカとイザークの顔が真っ赤に染まり、ムウはどこか呆れたように溜息を吐く。
オウカは羞恥、イザークは怒りといったところか?
さて、ご褒美という単語で何を考えたのやら。
ともあれ、その日はそれからも何回か演習を行い、実働班の実力の高さを十分に理解する事になる。
そして、その日の夜は結局ご褒美の件でオウカやイザークが考えていたような事が行われるのだった。
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