マクロスF
0812話
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所へと向かって移動。幾重にも重なるバリアでその攻撃を受け止める。
さすがにシャドウミラー製の武器と言うべきか、一番外側に展開しているEフィールドがあっさりと抜かれたという判定がされ、G・テリトリーでEフィールドを突破した8割が、念動フィールドで残りの2割を受け止める。
機体に対するダメージ判定が無いのを確認してから、右側のトリニティゲイン目掛けて突っ込む。
振るわれるのは、少し前に行われたのと同じような刃の嵐。
ヒュドラ6基から18本のビームサーベルが、背中からはエナジーウィングが振るわれる。
五大剣とシシオウブレードを使い、防御に集中する事により何とか防いでいるトリニティゲイン。だが、1機だけに集中している隙をイザークが見逃す筈も無く、ヒュッケバインMk-Vがロシュセイバーを手にしながらこちらとの間合いを詰めてくる。
「ファントムッ!」
それをさせじと後方のヒュドラ2基からファントム16機を射出。
ビームを放っては近づこうとしているヒュッケバインMk-Vを牽制する。
同時に、その2機とのやり取りを援護すべく放たれるビーム。
その数が少ないのは……なるほど、俺を包囲すべく移動しているからか。
だが、放たれたビームも、ファントムの能力の1つでもあるビームやレーザーを反射する能力により、攻撃の手段としてヒュッケバインMk-Vやトリニティゲインへと向かって反射される。
それを嫌がったのか、ヒュッケバインMk-Vは一旦後方へと下がり……なるほど、これを狙っていたのか。
次に飛んできたのはビームでは無くアシュセイヴァーが装備しているソード・ブレイカーが6機。
空中では18機のファントムと6機のソードブレイカーが至る場所でレーザーやビームを放っているが、圧倒的に有利なのはこっちだ。
「はあああぁあっ!」
T-LINKシステムを使ってファントムをコントロールし、打突攻撃だけに注意しながらレーザーを弾く。そうしている間も常に斬り合いを続けつつ、右前方ヒュドラのビームサーベルを振り抜き、それを五大剣で弾かれ……その、弾かれた勢いでヒュドラがヒュッケバインMk-Vの方へと向いた瞬間、ランツェ・カノーネを発射する。
その行動にはさすがに意表を突かれたのだろう。咄嗟に回避しようとするが1歩遅く、G・テリトリーへと命中。演習のシステムがG・テリトリーを貫通したと判断し、そのままコックピットブロックへと命中判定となり、落下していく。
しかし、味方が倒れたとしても動揺すらしないのがムラタだ。イザークの撃破を全く気にした様子も無く……いや、こっちの攻撃を凌ぐのにそれどころではないのか。
だが……
「甘いっ!」
その言葉と共に、トリニティゲインの背後に展開したファントムから放たれた無数のビー
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