九校戦編〈上〉
発足式後の来賓と深雪達×九校戦の座学とシミュレーション
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九校戦発足式が終了後の放課後に深雪は所定された教室にいた。もちろん護衛者の沙紀は、後ろにいるかと思ったら前方にいたけどね。そう指示をしたのは俺だから、前方に座っているのは、同じクラスメイトの雫とほのかである。何でも技術スタッフは指名制もあるらしいので、深雪はもちろんの事ほのかと雫も一真に指名したのだった。他の女子が来たのは予想内ではあるが、本来なら少しだけブーイングが起こるかと思ったら全然なかった。
「驚いた、明智さんと里美さんと滝川さんもここにいるなんて」
「私もよ。確か技術スタッフって、私達から指名できるとは聞いていたけど」
「僕とエイミィは彼の技術を間近で見たからね、深雪のお兄さんならと思ってね」
「私は本当は女の子の方がよかったんだけど、深雪のお兄さんの技量を見たら技術スタッフの中ではズバ抜けていたから」
「実は私も同じ意見〜」
とか言っていたそうだ、一方俺は九校戦発足式が終わった後に来賓室に来ていた。その中には四葉家現当主四葉真夜と七草家現当主七草弘一と蒼い翼本社青木副社長がいたからだ。そこではまず来てくれた事を感謝すると言ってから、俺も参加できて嬉しいと答えた。
「まさか私のお父さんとお母さんが来る何て話は聞いてない!」
「ははは、今は真夜は真由美の母親という事ではないからね。言葉に注意しなさい」
「そういう弘一さんも私の事を呼び捨てじゃない」
「俺が呼んで正解だったろうに、青木も激務のはずなのにありがとな」
「いえいえ。零社長が私同様に激務だったはずなのですが、一真様が呼んでるからと行って来いと言われましてな」
俺達はしばらく談笑していたが、俺が出場する種目は既に決めてある。それぞれハンデ付きだけど、スピード・シューティングとバトル・ボードとアイス・ピラーズ・ブレイクに出る事にした。ハンデは当日になるまで、大会委員と蒼い翼から直前に言われる事らしい。そんであとは任せると会長に言った後に俺は部屋に出てから、出場選手のエンジニアとして顔見せをする事になっている。部屋を出た後に蒼太に付いて行くが、技術スタッフは作戦スタッフによって選別されるが俺は発足式で選手とエンジニアとしてメンバー入りとなったので、俺の技術や技量を見た選手のみとされていた。それなのか俺だけを指名選にしたらとんでもない倍率となったとか、ほぼ女子だったが本戦は上級生担当となるので一年の新人戦を担当する事になる。何名いるのかさえ、まだ分かってないけど。教室に着いたので、俺が開けると予想通りの展開となった。
「お兄様がここに来たという事は、私達のCADエンジニアなのですね」
「まあそう言う事になったが、俺も選手だと言う事は頭の片隅にでも入れておいてくれ」
教室に入った後に教壇に立つが、まだ蒼い翼製のジ
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