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ルドガーinD×D (改)
九話:神父に会いました
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な、考え事をしてたら、部屋の一点に赤い、グレモリー家の紋章が現れた。
もしかして援軍か?

「やあ、二人共…助けに来たよ」
「木場か、助かるよ」
「僕達の相手は……あそこにいる神父だね」

スッと目を細めて剣を握る木場。
その仕草が余りにもイケメンだったのが何だか無性に腹が立つ。
イケメンはいかなるときでもイケメンだって言うのかよ!

「二人共、ゴメンなさいね。まさか、この依頼主のもとに『はぐれ悪魔祓い(エクソシスト)』の者が訪れるなんて予想外だったわ」

そう言ってフリードを睨みつける部長。
イッセーが怪我してるからか、かなり怒ってるな部長。

「少々、おいたが過ぎましたね。はぐれ悪魔祓い(エクソシスト)さん」
「……吹っ飛ばします」

手に出した雷をバチバチと鳴らしゾッとするような笑みを浮かべる姫島先輩に
グローブを装着してシャドーボクシングを始める塔城。
うん、みんなやる気満々だな。

「ありゃ?これって僕ちんの状況やばくない?まあ、こういう時は逃げるのが一番!
 それではみなさんバイチャ!」
「くっ!?閃光弾か!?」

懐から取り出した閃光弾を投げつけて俺達の目を眩ます。
ようやく目が慣れて開けれるようになったときには既にフリードの姿はなかった。
………逃げ足が速い所も黒いあいつに似てるな。

「逃げられたみたいね……イッセー怪我は大丈夫?」
「え?あ、はい。何とか」
「イッセーさん、少し動かないで下さい」
「アーシア?」

アーシアさんがイッセーの足に手を当てると暖かな光がそこから溢れてきて
あっという間に傷を治してしまった。……凄いな。

「これで大丈夫です。イッセーさん」
「ありがとうな、アーシア」
「悪魔でも癒せるなんて……かなり珍しい神器(セイクリッドギア)ね」

部長が何やら興味深そうに呟く。
まあ、俺にはどうして珍しいとかは分からないんだけどな。
俺に分かることは、アーシアさんが癒し系ということだけだ!

「イッセー、その子がこの前言っていたシスターなのね?」
「はい、アーシアって言って凄えいい子なんすよ。さっきも俺を庇ってくれたし」
「あうう…そ、そんなことないです」
「そう………」

イッセーの言葉に何やら複雑そうな表情を浮かべる部長。
そう言えば、悪魔にとったら教会は敵だったな。
そのことで悩んでいるのか?

「―――ッ!部長、この近くに堕天使のような気配が近づいて来ていますわ」

何かに気づいた姫島先輩が部長にそう言うと、
部長は手を開いてその場に魔法陣を出現させた。

「イッセー、話しはあとで聞くから今は帰るわよ?」
「じゃあ、アーシアも――「駄目よ」――どうしてっすか!?」
「この魔法陣は眷族し
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