第十八話 闇闘士の塔!女闇闘士の挑戦!!
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も話がややこしくなるだけだって!!」
「うるへえ!俺が行かねえで誰が虎と澪ちゃんを助けるってんだよ!こんの!!」
「ぐへ!」
押さえつけていた虎次郎の溝を殴り落として闇闘士が向かったであろう方向へ駆け抜ける岩鉄。
「待ってろよ虎!澪ちゃん!!今行くからな!!」
直してもらった聖衣の箱を背負ってハイテンションな岩鉄の背をキョトンとした表情で見送る事が出来ない小桃であった。
大河は闇闘士に案内されて辿り着いたのは岩壁の前に立つ5階建の塔。
「・・・・・」
何も言わずに拳にバンテージを巻きライブラの剣を持ち上げる大河は案内してきた闇闘士に向かって言った。
「・・・澪の身体にかすり傷一つ付けてみろ・・・てめえら全員生かして帰さねえからな!!」
「ぐ・・・だがこの闇闘士の塔に居るのは我ら女闇闘士の猛者・・・そしておまけが一人・・・貴様一人では半分も行くまい・・・そして・・・カイザーナックルは我らが貰う!!」
「くそ・・・待ってろよ・・・澪!」
大河の身体の数倍はあるであろう扉を両手で開けると暗い空間だけが広がっている。
大河はその空間に足を踏み入れると同時に大きな音を立てて扉が締まり周囲に立てられていた無数のロウソクに火が灯り始め一定の光をもたらすと中心に立っている仮面を付けた女闇闘士の姿が・・・
「ようこそ・・・高嶺大河。わたしはレイル」
「貴様・・・」
ライブラの剣を構えた大河に女レイルは答えた。
「我が主・・・アマテラス様の為に・・・貰いますよ!!カイザーナックル!!」
レイルは自身の闇聖衣に装着されていたと思われるチャクラムで大河に飛び掛かった。
突然の事で大河はライブラの剣を構えて防ぐがあまりに重い一撃で後ずさってしまう。
レイルのスピード自体がマッハを超えているのかその特性を利用し二撃・三撃と大河に襲い掛かる。
防ぐのが精いっぱいの大河にレイルはある物に気付いた。
「動きが鈍いですね・・・その重たそうなリストバンドを外したらどうですか?」
「な!」
ドラゴンリストを見抜かれた大河。その理由をレイルは言った。
「あなた・・・私が女だからためらっているのですか?」
「な!」
「フェミニストなんですね・・・だが、私も曲がりなりにも闇闘士・・・それは私達に対する侮辱だ!!」
小宇宙でチャクラムが輝き大河に向かって放った。
「ウインドスラッシャー!!」
レイルの技が大河に襲い掛かろうとしたその時脳裏に澪の姿が浮かび上がった。
(澪・・・確かに奴らは闇闘士・・・そして澪をさらいやがった・・・なら・・・澪を助けるために俺は・・・鬼になる!!)
ライブラの剣を地面に突き刺し腕のドラゴ
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