第四十八話 アンノウン
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ど、気になるわね。』
ルイン「アイリス…」
アイリスの声が低い。
レプリフォースが滅びる原因を作り、兄を死なせるきっかけを作ったシグマに対する憎しみはエックス達にも劣らないだろう。
ルイン「大丈夫だよ。今までだって何とかなったじゃない。シグマを倒してアクセルを助ける。それで終わり」
アイリス『そうね…』
ルイン「さてと、さっさと終わらせよう。次はどんなプログラム?」
アイリス『えっと…空を飛ぶマメQを撃破して、それから…』
バーチャルトレーニングの攻略は順調であった。
趣向を凝らした訓練が続いたが、ルインは落ち着いて高得点でクリアしていく。
ルイン「アクセルなら…楽しんでたろうな…」
顔を綻ばせた。
彼女の知る、やんちゃな少年はこういったゲームのようなミッションが大好きだった。
しばらくして、最深部に辿り着いた。
トロイアベースの最深部にいたのは、向日葵を模したレプリロイド。
ルインを見るなり奇声を上げた。
ルイン「あなたが、オプティック・サンフラワードだね?」
サンフラワード「イレギュラーハンター!?違う違う。あなたは誰?私は…」
ルイン「…どうやら完全にイレギュラー化したようだね」
オプティック・サンフラワードは、優秀な新世代型レプリロイドであった。
天才と狂人は紙一重というのか、今は完全なイレギュラーだった。
サンフラワード「違う違う。私は選ばれた存在。あなた達旧世代には理解出来まい」
ルイン「分かる気もないよ。旧世代だとか新世代だとかは関係ない。私はあなた達を倒して戦いを終わらせる。それだけ」
チャージショットを放つ。
不意打ちを喰らったサンフラワードが吹き飛ぶ。
ルイン「言っておくよ。今の私は機嫌が悪いの。あなた達のような奴らが仲間を傷つけるから。アクセルを返してもらう!!」
サンフラワード「アクセル…進化し損ねた子供…。」
ルイン「黙れ!!」
オーバードライブ。
一時的な潜在能力解放。
その圧倒的な力はサンフラワードのレーザーなどものともせずに攻撃を叩き込む。
レーザーは滑らかな床を焦がし、壁一面にレーザーの痕跡が刻まれていた。
ルイン「消えろ!!」
サンフラワードの攻撃をかわしながらチャージセイバーで両断する。
サンフラワード「旧世代に…敗れるとは……」
愕然と呟きながらサンフラワードは爆発した。
光属性のレプリロイドだけあって、放つ光の量も半端ではなかった。
ルイン「関係ないよ。旧世代も新世代も。大体何様のつもり?あな
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