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大陸の妖精
ガルナ島 最終決戦
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ギロッ


エルザはルーシィとハッピーを睨みつけた後、剣を振りかぶる




ルーシィ「エルザぁー!!アルト助けてぇー!!」


ハッピー「ナツー!!助けてー!!」




エルザ「・・・行くぞ」


そのまま剣を振り下ろし、ルーシィたちの縄を切った



ルーシィ「・・・え?」


エルザ「これでは話にならん、まずは仕事を片づけてからだ」


ルーシィ・ハッピー「「エルザ・・・!!」」










―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


その頃遺跡では、トビーがリオンに戦果報告を行っていた



リオン「情けない・・・残ったのはお前だけか」


トビー「おおーん」


リオン「フェアリーテイルめ・・・中々やるな」




「これではデリオラ復活も危ういかもしれませんな」




リオンたちの前に現れたのは仮面をつけた男だった



リオン「いたのかザルティ」


ザルティ「今宵・・・月の魔力は全て注がれ、デリオラが復活する・・・しかし月の雫の儀式を邪魔されてしまえばデリオラは氷の中です」


リオン「くだらん・・・最初からオレが手を下せばよかっただけの事」


トビー「おおーん、面目ない」


ザルティ「相手はあのサラマンダーとティターニア・・・そしてサラマンダーと互角の実力を持つと言われるアルトレアですぞ」


リオン「そのアルトレアというのは昨日戦った黒髪の事だろう・・・あいつは既に倒した、最早歯向かう気力も湧かないだろう」


ザルティ「ほほぅ・・・」


リオン「そのサラマンダーとティターニアとやらもオレには勝てん・・・ウルを超える氷の刃にはな」


ザルティ「それはそれは頼もしいかぎりですな・・・では、私めも久しぶりに参戦しますかな」


トビー「お前も戦えたのかよっ!!!」


ザルティ「はい・・・「失われた魔法」(ロスト・マジック)を少々・・・」


リオン「フン・・・不気味な奴だ」





その時、遺跡全体が大きく揺れる





リオン「こ・・・これは・・・!?」


トビー「地震!?」


遺跡の揺れは次第に大きくなり、後に遺跡が傾いた



トビー「遺跡が傾いた!!!」


ザルティ「早速やってくれましたな・・・ほれ、下にいますぞ」


リオン「何!!?」


ザルティが指さす方向をリオンとトビーが慌てて覗き込む



トビー「アイツら!!!」





アルト「こんなデカい建物、傾けるの大変かと思った
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