十話
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あと俺はソードスキル後の硬直に入る
ボスは硬直して動けない俺目がけて攻撃を行ってくるが…
カーーン!
一際高い防御音が聞こえる
「さすが団長。痺れるね!」
「ふっ、おだてても何も出はしないよ」
俺と団長が軽口を叩く。
(25層での戦いを思い出すな)
俺が懐かしんでいると
「「スイッチ!!」」
後ろから声が聞こえ硬直の解けた俺と団長はすぐさま横にズレ道を開ける
すかさずキリトとアスナがソードスキルをボスへと決め込む
「団長達だけにまかせるなーー!続けーー!」
今では血盟騎士団の幹部であるコドフリーがそう叫び部下を鼓舞する
「俺たちも行くぞ!!」
残りの攻略組も再び参戦しそこからはまさに総力戦でボスの残りのHPを削りに行きそしてついに…
「ガアアァァァアアアァ……」
叫び声とともにボスはポリゴンと化し直後辺りは一瞬で歓声に包まれた
(よし、今の間に俺は…)
俺がこっそり逃げ出そうとすると腕を掴まれた
「ジン君…」
「は!?」
振り向くとアスナとキリトがそこにいたキリトは苦笑いだがアスナはどこか怖いぐらいのにっこり笑顔だ…
(あれ?これいかんやつじゃね?)
そう思っているとキリトが質問してくる
「ジン、さっきのはなんだったんだ?」
「さっきのってあれのことだよな〜…」
俺が言い訳を考えようと語尾を伸ばしていると
「答えなさい!!」
「はい!”剣聖”という名のエクストラスキルです!」
アスナの気に押され速攻で答えてしまった
「聞いたことないエクストラスキルだけどやっぱり…」
「ああ、たぶんユニークスキルだろうな」
キリトにそう答え効果を説明した
一つ、自分が上げているソードスキルなら装備を変えなくても発動できるということ
例えば先ほどのように片手剣を装備している状態でも細剣のソードスキルを使えるということ
二つ、ソードスキルを2連続で組み合わせて使うことができるということ
このときも違う装備のソードスキルを組み合わせることができる
しかしこれにはデメリットがあり発動後二つのソードスキル分の硬直が待っている
そのため安易に連発はできないということ
三つ、傾国の剣を持っている状態でなければスキル剣聖も発動しない
つまり一つ目の効果は装備を変えなくてもさまざまなソードスキルを発動できるといったが実質片手剣のみでしかできないということである
「まあこんなとこかな」
俺は剣聖の効果を説明した
「なんで事前にそういうことを誰にも伝えないの!
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