暁 〜小説投稿サイト〜
ひねくれヒーロー
自分自身とも違っている
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り行かなかった場合の後始末のための布石

目くらましになるのならそれで構わない


「下忍であの火遁・・・今年のルーキーは豊作だな・・・

 だがお前ら何をやってる、逃げろって言ったろ!」


さっさとその水牢から出ろよカカシ、いや再不斬をどうにかしないとダメなんだったか・・・

それとあの術は火遁ではなくただの狐火を九つにわけただけ

ん?狐火だから火遁でいいのか?


「カカシ、いざというときは私がこの子達を逃がそう!
 ・・・どうやら、お前のところの奴は、何か策があるそうだぞ?」


・・・本当に原作介入したくないのかあんた?


「クッ・・・いつまでも忍者ゴッコかよ
 オレは、お前ら位の年の頃にゃもうこの手を血で紅く染めてんだよ」


先程までとは比べ物にならないうすら寒い殺気

七班とオレはビクついてしまっている

前にいるシュロとイカリは耐えている、その光景が酷く心を苛まれる

オレはどうしたって追いつけないのだろうか


「鬼人・再不斬、血霧と呼ばれた時代の霧隠れの里には?
 忍者になるための最大の難関、ある卒業試験があった」

「ん? 何故木の葉の下忍がそんな事を・・・」

「・・・霧からの戦災孤児なものでね・・・」


「志村さん、ある卒業試験って・・・?」


イカリが淡々と語る

霧隠れ出身者として、奴の言葉は何かしら思うところがあったのだろうか


「生徒同士で殺し合わせる、それが試験
 そして十年ほど前その試験は大変革を遂げた
 そこにいる奴によって100人以上の人間が殺されたために・・・」


「あぁ、楽しかったなぁアレは・・・」


カカシの説明役としての出番を全て奪いやがった

現実から逃げるように考えているとナルトとサスケが襲われている

印を組み、シュロに合図を送る

蟲がナルトのバッグに入りこんだ

ナルトから投げ渡された風魔手裏剣をサスケが投げるものの、再不斬は受け止める

二枚目の手裏剣が奴を襲うが避けられー変化を解いたナルトが現れる

「火遁・閃光花火!」

再不斬の目の前で花火のように狐火を破裂させ目くらましに

「寄壊蟲の術、蜂玉!」

スズメバチの大群を匂いをつけておいた急所にぶつけ、足止めに

「口寄せ・・・風魔手裏剣!」

ナルトに手裏剣で斬りかかろうとする再不斬の手から、口寄せで手裏剣を奪い取る

蟲によって口寄せの術式を付けていたものだ

その隙を逃さず、水牢の術より逃れたカカシが再不斬を止めた


「ナルト・・・それに六班の子達、作戦見事だったぞ」

「だがコンは後で説教だな」


いつのまにか再不斬の背後にて竹
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