暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
マクロスF
0810話
[1/5]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「影のゲート……初めて見たけど、なんかというか微妙な感じだな。……へぇ、ここがアクセルが戦う場所か」
「これだけシャドウミラーの機体が揃っていると壮観だな。ほら、見ろよアウル。イルメヤも何機かいる」

 影のゲートで出てきた瞬間、アウルとスティングが周囲を見回しながら感心したように呟く。
 ちなみに、公園にいたステラとシンは連れてきていない。シンは色々と興味深かったようだが、幾ら同盟国の国民でも、さすがにシャドウミラー以外の者に今回の演習を見せる訳にはいかないので遠慮して貰った。
 個人的な事を言わせて貰えばSEED因子を持っているシンはシャドウミラーに引き込みたいという思いもあるが、父親がモルゲンレーテに務めていたりする関係もあってシャドウミラーに引き抜くのは難しいだろう。
 ステラに関して言えば、原作とは違って戦闘を好んでいないという事もあって、当然模擬戦に興味はない。シンと一緒にいたいという要望もあり、結局俺と一緒に来たのはこの2人のみとなった。
 まぁ、この2人は将来的にシャドウミラーに所属……いや、今もシャドウミラーの保護下にあるから、所属というのはおかしいか。実働班で働きたいというのを希望しているから、戦いを見せておくのは悪くない筈だ。

「アクセル、その2人も連れてきたのか?」
「ああ。別に構わないだろ? 身内だし」
「私は構わないが……」
「スティング! アウル! お前達が何故ここにいる!?」

 こちらに近づいてきたコーネリアが視線を向けている先では、イザークがスティングとアウルに向かって怒鳴りつけていた。
 いや、別に怒ってる訳じゃ無いと思うんだけどな。イザークの場合、叫ぶのがデフォに近いし。
 にしても……なるほど。多少は口うるさいが、立派に兄貴役をやっているらしい。
 そうなると、シンもステラ関係で色々と厄介な事になりそうな気がする。
 妹さんを下さい! とかの流れで。……さすがにちょっと早いか。
 そんな風に将来の事を考えつつも、視線を周囲に見回す。
 集まっているのは、コーネリア、スレイ、ムウ、イザーク、オウカ、ムラタの合計6人。

「ギルフォードとエキドナはどうした?」
「ギルフォードはギアス世界の方にちょっとした用事があって出掛けている。エキドナはエザリアの助手としてマクロス世界で交渉中だな」
「……なるほど」

 相変わらずエキドナは色々と使い回されている感じがするな。まぁ、そつなく何でもこなすというのがあるからだろう。冷静だし。
 これを器用貧乏とみるか万能と見るかはその人次第だろうな。少なくても俺は万能と見るが。

「分かった。じゃあ6人だが……組み合わせはどうするんだ?」
「私とスレイ、ムウとイザーク、オウカとムラタだな」
「まぁ、無難な組み合わせか」


[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ