マクロスF
0810話
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弾はムウとイザーク組のみの結果だが。
ニーズヘッグはその驚異的な運動性能と機動力で縦横無尽に空中を飛び回り、全ての攻撃を回避、あるいはヒュドラのビームサーベルを使って切り捨てる。
向こうにしてもこちらの攻撃を必死に回避してはいるのだが、何しろこちらの攻撃手段が多すぎる。
ヒュドラ6基から放たれる18門のビーム砲、左右のランツェ・カノーネ、T.T.キャノン、魔法、メガ・バスターキャノン、腹部拡散ビーム砲、頭部ビームバルカン。48機のファントムに、エナジーウィングの刃状エネルギーを放つ広範囲攻撃。さすがにブラックホール・ランチャーは威力の問題から使っていないが、これだけのフルバースト状態な以上、寧ろまだ撃墜されていないことを褒めるべきだろう。
実際、攻撃の比重は時間が経つにつれて俺の方へと傾き始める。
そして一旦その比重が偏ると既にムウとイザークに為す術は無く、回避に専念する事になり……そこから数分と保たずに撃墜判定が出る。
いや、それでも固定砲台に徹していたとはいっても、ここまでニーズヘッグの攻撃に持ちこたえたのは驚嘆に値する。
この1年半で予想以上に腕を上げているみたいだな。
機体から降りて、悔しげに俺を睨み付けているイザークと、それを抑えているムウを見ながら、そう思うのだった。
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