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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
第三次空白期
帰ってきても平穏が無い件
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から帰ってきたと推測出来るけど、
隣のソイツは誰だ?
まぁ見たところ青い服にジーンズの少年。
背中には一振りの片刃剣があった。
「えっと、お邪魔してます」
「ああ、君は?」
「平賀才斗です。
その、色々と事情があって…蒼也に連れてきてもらったんですけど…」
「事情…?」
ふむ、特に特にこれと言って願が強いわけでは無さそうだが…。
「まぁそれは後で話すよ。
それよりも…」
蒼也はずっと後ろ手待機していたじいさんに目を向けた。
『何でダンブルドアがいるの?』
『ん?知り合いか?』
『いや、別に知り合いじゃないんだけどさ…。
この人、別の世界の人間だよね』
『あ、そうなのか。
まぁそれはその少年と一緒に話してやる』
『えっと、了解。
それで、何でダンブルドアがここに?』
『何でも俺とお前に用があるらしい』
『どうみても学園勧誘フラグですねわかりません』
『勧誘?』
『と、取り敢えず話を聞いてみようよ』
『まぁ構わんが…』
「まずじいさんに話を聞こう」
「そうかの?
では早速……赤志 ユウジ君、葵 蒼也君。
君達は魔法を知っておるかね?」
ーーーー 魔法。
それぞれの世界で物語などでフィクションとして知られている物であり、
各世界観や文化の違いがある。
例えばこの世界。
オーバーテクノロジーであるデバイスと言う機械を用いて使用者のリンカーコアより魔力を摂取。
デバイスは媒体として魔法の術式を組み上げて発動する。
「ん、知りません」
「救急車を呼びますか?」
「いやいや、それには及ばんよ。
さて、魔法を知らんとな。
では言おう。魔法は存在するのじゃ」
「成る程、洗脳ですねわかります」
「いたいけな少年になんてことを…」
「ふむ、信じられないのは無理もないじゃろ。
では見せて新是よう…」
「…………」
「…………」
「…………」
何も起こらない。
「…どう言うことじゃ」
じいさんは何も起きないことに疑問を抱き、回りを見渡したあと、
ニヤニヤしている俺達をみた。
「魔法遮断領域。
この家を対象とする、又はこの家の中で発動させる魔法は全て解除及び使用出来ない。
俺の許可が無い限りな」
「………つまり君は魔法の存在を知っておったのか」
「まぁ…4000年ほど前からな」
「4000…とな?」
「だからな、じいさん。
用件は単刀直入。前置きは無しで説明したまえ。
それを踏まえて話すといい」
「………いいじゃろう。
ワシは君達を魔法の世界、強いては魔法を学ぶための学校。
ホグワーツ魔術学院への入学を薦めに来た
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