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日向の兎
1部
テンテン
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りなの?恐喝でもするつもり?」
……それはやめて欲しい。確かにヒジリは常識知らずで、考えもぶっ飛んでるけど私は彼女を友達だと思ってる。
だから、彼女にはそんな事はして欲しくないし、友達が悪人いなるところなんて見たくはない。
「……君は私を何だと思っているのだ?
そんなものは里やら国に任せればいい、私がやりたい事はそんな小遣い稼ぎなどではないし、小悪党のような事は私自身遠慮願いたい。
そうさな……得た情報は任務が終わり次第全て里にでも押し付けるさ。そういう情報は上の連中なら少しは上手く使うだろうよ」
良かった、けどじゃあヒジリ自身のやりたいことってなんだろ?
「じゃあさ、さっき言ってた悪巧みってなに?」
私がそう問い掛けると彼女は自嘲気味な笑みを浮かべて、過去を振り返るように口を開いた。
「なに、昔取られた物を返してもらおうというだけさ」

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