暁 〜小説投稿サイト〜
IS<インフィニット・ストラトス> 可能性を繋ぐ者
黒いウサギと輝く不死鳥
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人一人の言葉を聞いている

最初はわりと仲が悪かったみんなとも最後には仲が良くなれた。みんな別れを惜しんでくれてる

千冬さんの方はなんか、もうファンクラブっぽくなってたからなぁ...

そして、俺の前には最後にボーデヴィッヒが来た

「千冬さんの方に行かなくていいのか?」

「教官とは昨日話したからな、それにしても行ってしまうのか」

俺は肩を竦めて

「まあ学校にも行きたいし、アナハイムの仕事もしなきゃいけないしな」

そういうとボーデヴィッヒは残念がり

「そうか...」

「なあ、ボーデヴィッヒ」

俺は言葉を紡ごうとすると

「ラウラだ、そう呼んでくれ」

と、俺の目を見ながら言った

「ラウラ、結局俺はお前に勝ち越せなかったなぁ...」

「ふ、何を言う。お前は一度も変身しなかっただろう?」

ラウラは少し怒ったように言う

「まあな。実際あれは俺にとっても命懸けだし」

俺は目を逸らしながら答える

「もう、会うことは無いかもしれんな」

ラウラが目線を下に下げながらそう言う

「俺は一般になり、お前は特殊部隊の軍人だからな」

ラウラは顔をあげ

「....元気でな」

と一言

「おう。お前も、死ぬなよ?」

俺も一言だけ言って、ラウラは下がって行った

それと同時に正門前に迎えの車が来た

俺と千冬さんは最後にもう一度礼をして、車に乗った

「織斑様は空港でよろしいですか?」

「はい。わざわざありがとうございます」

そのまま車は空港へと向かい、千冬さんとの別れも来た

「さて、ここでお別れだな。日本に来る時は言ってくれ、弟と共に案内くらいはしよう」

「はい。今日までありがとうございました」

千冬さんは笑いながら

「いや、お前に教えられたこともある。こちらこそ礼を言わせてくれ、ありがとう」

俺はまだ喋ろうとしたがちょうど搭乗案内のアナウンスが流れた

「では、元気でな」

「はい。千冬さんこそ」

話したいことはまだまだあるが、きっとまた会うこともあるだろう。そんな気がする

俺は、千冬さんが見えなくなるまであの人の背中を見ていた
















それから、俺はアナハイムでISについての様々なことを学び、学校にも通った

自作した第三世代ISも正式に商品化し、第四世代機も開発のめどが経った

そして三年の歳月が経ち、俺は






「本当に日本に来ることになるとは...」

日本の四季というのは素晴らしいなー、とか思いつつ俺はある学校に向かう


IS学園。IS搭乗者を鍛えるための専門学校
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