暁 〜小説投稿サイト〜
IS<インフィニット・ストラトス> 可能性を繋ぐ者
黒いウサギと輝く不死鳥
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リゼルを突き飛ばし、それを左拳で追撃する。リゼルは後ろにぶっ飛んで壁に叩きつけられた

どうやら操縦者は気絶したっぽいな

俺はそれを見てやっと解き放たれたラファールを見た

「ひっ!!も、もう何もしないから!!降参するから命だけは!!」

俺はそれを見ても、特になんの感慨もなくマグナムを撃つ

「お前たちが言えたことか、人をなんだと思ってんだ!少なくとも、お前たちは人として死ねるんだから...」

「く...」

ビームマグナムはISに当たり、限界を迎えたのかラファールの展開状態が解除された

「後はクロエ・クロニクルを回収するだけだな」

俺は彼女が向かった方向にフェネクスを向け、飛んだ

とりあえず、彼女はアナハイムの本社で預かってもらおう。その方が安全だろう

そう考えていたが、研究所を抜けた先には

「な!DEしかない!?」

そこには、護るものを見失いただ浮遊していた

確かに、俺はインテンション・オートマチック・システムとDEを直結して、DEが作り出したサイコフィールドに殺意か敵意を感じたらそのまま反射で反撃が防御反応を起こすように命じた

だから、敵意も殺意も無ければ彼女を連れ出せる。でも、本当に可能なのか?そもそもが、彼女を包んでいるサイコフィールドに入ることすら困難なのに

少し考えて、俺は一つの可能性にぶつかった

確かにいる。敵意も殺意も持たず、サイコフィールドの中に入れる可能性を持つ人物

ISの...ISコアの生みの親、篠ノ之束博士

俺の仮説が正しければ、彼女はサイコフレームを扱え、サイコフィールドを知っている

博士の為人は知らないが、もし本当にこれがあっていれば大丈夫、かもしれない

まあ、少なくとも悪い人に攫われたわけではなさそうだから一先ずは良しとするか...







俺は最後に研究所をマグナム照射で完全に壊してから基地へと帰って行った

本当にお咎めは無かったが、千冬さんに頭を下げたら拳骨が飛んで来て一瞬意識が飛んだ

でも、凄い悲しそうな顔をしてたから、流石に心配をかけ過ぎたと思い素直を受け止めた






そして、俺がこの舞台に入ってから一年が経った













「では、これまで我々を鍛え上げて下さった織斑教官と、共に切磋琢磨しあった仲間であるリンクスに、敬礼!!」

新たな部隊長となったボーデヴィッヒが読み上げ、後ろに控えていた隊員が敬礼をする

向かい合うように立つ俺と千冬さんもそれに合わせて敬礼をする

そう、今日俺と千冬さんはドイツ軍から出された条件である一年間の従軍期間を終えた

そのため、今俺たちは基地の正門前で部隊一
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