暁 〜小説投稿サイト〜
IS<インフィニット・ストラトス> 可能性を繋ぐ者
黒いウサギと輝く不死鳥
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?」

「あ...はい。あなたは?」

俺はクロエ・クロニクルの前に、彼女を護るように立つ

「君を助けに来た。いますぐにここから出るんだ。後で迎えに行く」

「え....」

「いいから早く!護衛はつけるから!」

俺は後ろについているDEを分離させファンネルのように扱う。クロエ・クロニクルの周りを周回させ守らせる

「行くんだ!!!」

「....!」

彼女は出口に向かって走り出した。その途中で銃声が聞こえるがそれは全てDEに防がれる

俺は彼女の姿が見えなくなると、DEを殺気を感じたらそれを防御するようにして、いまさら出てきたこの研究所配属のISと戦う

「ちっ!よくもやってくれたな!!」

「貴方たちがこんな非人道的なことをしてるからでしょう!」

見たところISは三機か。ISはラファールとリゼルが二機...リゼルがでて来る時点でドイツ軍が関係してるのは明らかだな

うちはこういうところには機体を出さないようにしてる。だから、ここでリゼルが出てくるってことはちゃんとした所から支援を受けていると同じことだ

リゼルは既にメガ・ビーム・ランチャーを構えており援護に徹する気でいる

この場合の定石は後ろのやつから倒すんだが、ラファールよりもリゼルの方が性能は上だ、迂闊な接近は俺の首を締めるだろう

仕方ない...あまりやりたくはないが

「すまない、力を貸してくれ!」

俺はこの場にいる残留思念に呼びかけ、右手をラファールに翳した

ーーうん、いいよ

ーー貴方の思い、受け取りました

ーーいこうか、みんな

「ありがとう...」

そして、その右手からは赤色のサイコフィールドが発生し、ラファールを絡め取った

「な、なんだこれは!!ひっ!」

普通の状態でもこの機能、サイコミュ・ジャックは使えるが、今回は残留思念にまで干渉することでISまで止めることをできるようにした

これで暫くラファールは動けない。今のうちに後ろのリゼル二つを落とす!

「ビームマグナムならば!」

俺はビームマグナムを二丁拡張領域から取り出し、両手で構える

そして、二機のリゼル両方をロックし撃つ

片方は完全に避けられたが、もう片方には掠り

「な!一発でエネルギー切れだと!」

当たり前だ、なにせ普段かけて居る競技用リミッターを外して居るからな

確かにMSに積んでいるビームマグナムの威力ほどはないが、現行ISに撃てば掠るだけで落とせるだけの威力はある

片方は落とした。俺はもう一方の避けたリゼルに向かう

「はやい!!」

相手は後ろに飛びながらビームライフルを撃つ、それを俺は全て避けトンファーで突撃する

右のトンファーで
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