暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
マクロスF
0808話
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線が何種類、何十種類も送られている。
 今日の俺はオズマが普通に話し掛けてきたので分かるように、特に認識阻害の類は使っていない普通の状態だ。それだけにこの場にいるフロンティア政府や新統合軍の面々は声を掛ける機会を窺っていたんだろうが……

「あのっ! この前の記者会見を見ました。その……おめでとうございますって言えばいいんでしょうか?」

 そう告げてくるランカだが、頬が赤いのは最後のキスシーンを思い出しているからか。
 あれを仕掛けたシェリルは、結局ホワイトスターであの記者会見を見ていたレモン達から夜に色々な意味で苛められる事になったのだが……まぁ、それはそれだろう。

「けど、アクセルもシェリルも色々と吹っ切ったよな。ギャラクシーネットの方ではもの凄い事になってたぜ? いや、現在進行形でなっているってのが正しいか」
「そんな呆れたような目で見られてもな……映像を見て貰えば分かるが、俺は純粋に嵌められた側だよ」

 どこか呆れたように呟くアルトに言葉を返すが、事実ギャラクシーネットでは熱狂的なシェリルファンからもの凄く叩かれているらしい。
 いきすぎたファンの一部がタンタシオンに入ってきているのを確認しているし、更にその中のファンの数人は騒ぎを起こしそうになって量産型Wに捕まってもいる。

『では、準備が整いましたので次の演習を始めます』

 その言葉と共に、会場の巨大映像モニタに映し出される映像。
 次の戦いはミュートス上ではなく宇宙で行われるらしく、VF-171EXが4機とシャドウ1機が距離をとって向かい合っている。

「シャドウか。バジュラ戦役の時の映像を見る限りではかなりのハイスペック機に見えたが……あの機体がお前達の主力量産機なんだろ?」

 映像を見ながら発せられたオズマの問いに頷き、戦闘が開始されたのを確認してから口を開く。

「ああ、俺達シャドウミラーの技術力の結晶に近い。しかも相当にコストの高い機体でな。オズマやアルトに分かるように説明するとすれば、俺が乗ってたYF-29を量産機にしているみたいな感じか」
「……シャドウミラーはどれだけ金持ちなんだよ」

 俺とオズマの話を聞いていたアルトが溜息を吐きながら呟き、ランカもその辺を分かっているのかどうか、真面目な表情を浮かべている。
 にしても、今ではシェリルに負けず劣らず有名になったランカがここで交流会に参加しててもいいのか? 色々とスケジュールが詰まってそうだが。

「基本的にシャドウミラーは少数精鋭だからな。その分、質は高いんだよ」
「あのバジュラモドキ、メギロートとか言ったか? 随分と数があるようだが、それで量より質なのか?」

 呆れたように呟いているオズマの視線の先では、戦闘開始直後にシャドウが牽制として放った胸部の
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